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岩田剛典「その1日で何年分も成長した」 三代目JSBが結束した日

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■ パフォーマンス“卒業”は常に脳裏にある


 タイトルの「エンドロール」にかけ、パフォーマーとしてのエンドロールを意識することもあるかと問うと、「毎日考えてます」との答えが。「先輩が次に進むのを間近で何年も見ているので。順番が来たら僕もそう。グループへの恩返しの気持ちを持ちつつ、その先の人生を作るために一つ一つ積み重ねていて。役者はやりたいことの一つですし、それだけに限らずいろいろイメージしています」。

 その意識は、過ごしている環境により自然と形成された。「『1人で食べていけるシステムを自分で作れ。周りを巻き込まないと1人じゃ何も実現できない』と日々教えられているので、自然と表で仕事こなすだけでなく、人生をどうプロデュースしていくかを意識するようになりました。たくさんの情報を集めることを意識し、スタッフさんの仕事も全部把握しようと心掛けています。エグイ部分もありますが(笑)、知ることで仕組みや支えてくれている方の気持ちも分かり、大人の階段を登っている感じがします」。

 最後に岩田にとって三代目JSBはどういう存在かと聞くと、「“人生”ですね。僕は三代目を辞め、60代、70代になっても三代目の人なので」とりりしい表情で即答した。その目からはパフォーマーとして、役者として、先を見すえた強い覚悟が感じ取れた。(取材・文:高山美穂 写真:ヨシダヤスシ)

 映画『名も無き世界のエンドロール』は1月29日より全国公開。

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