百田夏菜子、メンバーの個人活動で「ももクロは強くなっている」
関連 :
■必殺技のエビ反りジャンプは健在!
それでもグループが目指す「ファンに元気や希望を届けたい」という目標は変わらないという。百田は「変化したのはやり方ですかね」と笑うと「そのとき一番届けられると思う方法でやっているので、新しいものを身につけていくたびに戦い方も変わってきていると思います」と語る。
10代は、ただがむしゃらに走って、汗をかき前だけを見ていたが、いまはそこに柔軟さも加わった。「ライブのセットリストや構成も、いまはメンバーで決めたりするので、伝え方も変わっていると思います」。
そんな現在の百田の必殺技を聞くと「やっぱりエビ反りジャンプですかね…。そこは変わっていないかも」と笑顔を見せる。「年々体も変わってくるので、いつまで飛べるのかなと思っているのですが、いまのところ衰えもなく、逆に体の使い方がうまくなってきているのか、前よりも高く飛べるんです。まだまだ健在です!」と大きく胸を張る。
20代も半ばを過ぎた百田。これまでも音楽は常に彼女の側にあったが「この作品を経験して、もっと音楽を知りたいと思って、いま自分なりに勉強しているんです」と目を輝かせると「音楽ってすごく深い。ありがたいことにたくさんのプロの方が周りにいるので、しっかりと理解を深めて、新たな表現にもチャレンジしたいです」と抱負を語った。(取材・文:磯部正和 写真:ヨシダヤスシ)
映画『すくってごらん』は3月12日全国公開。