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30歳を迎える内田理央、「20代よりさらに楽しいと期待しています」

ドラマ

『来世ではちゃんとします2』で主演を飾る内田理央
『来世ではちゃんとします2』で主演を飾る内田理央(C)テレビ東京

 モデル、女優、グラビアと幅広いジャンルで活躍する内田理央。2020年1月クールで放送された主演ドラマ『来世ではちゃんとします』では、性に奔放で5人のセフレがいる性依存女子・大森桃江をキュート&いじらしく好演し、同性から高い支持を受けた。「私にとって代表作になったのかな」と話していた本作のシーズン2も決定し、現在放送中と充実一途の内田。9月には30歳という節目を迎える彼女の胸の内に迫る。

【写真】弾けるような笑顔で取材に応じてくれた内田理央

■前作の大反響に手応え「私の代表作になった」

ドラマ『来世ではちゃんとします2』より (C)「来世ではちゃんとします2」製作委員会
――昨年放送されて大きな反響があったドラマParavi『来世ではちゃんとします』が、早くもシーズン2として放送中です。続編が決定したときはどんな感想を持たれましたか?

内田:最初の作品を撮影しているときから「続編やりたいね」って話をしていたので、こんなに早いスパンでシーズン2ができるなんて、すごくうれしかったです。シーズン1を撮影しているときは、女性に届いてくれたらいいなと思っていたのですが、不安もあったんです。でもParaviのデータでは、20~30代の女性が一番多く視聴してくださったと聞いて、頑張ってきたことが伝わって良かったと感じていました。

――内田さんの耳にもドラマの評判は届いていましたか?

内田:いろいろなうれしいご意見をいただき、励みになりました。さらに祖父江里奈プロデューサーが、この番組でテレビ東京の社長賞をもらったり、シーズン1がNetflixで配信になったときにランキングでアニメ『呪術廻戦』と『進撃の巨人』の間に挟まれてランキングで4位になったりと反響は大きかったです。4位になったときは、うれしすぎてスクリーンショットを撮っちゃったぐらいです(笑)。いままでも素敵な作品に出演させていただきましたが、『来世ではちゃんとします』は私の代表作になったのかなという思いはあります。

■演じる上で気をつけているのは“男性向けにならないこと”

ドラマ『来世ではちゃんとします2』より (C)「来世ではちゃんとします2」製作委員会
――性依存の女の子という衝撃的な役ですが、内田さんにとって桃ちゃんを演じるうえで、どんなチャレンジをしましたか?

内田:これまでグラビアもやってきたので、男性向けな感じに見えないように気をつけるようにしていました。女性が観ても嫌悪感を抱かないように、いかにエロいセリフをポップに発せられるかが課題。表現が正しいか分かりませんが、“大人の「ちびまる子ちゃん」”みたいなイメージは、終始心の片隅に置いて演じました(笑)。

――そんな桃ちゃんは、シーズン2では成長した姿が観られるのでしょうか?

内田:「成長しています!」と言いたいのですが、やっぱり「来世で成長しよう」という部分は変わっていなくて、ダメなところはダメなままで、こじらせているところは相変わらずこじらせています(笑)。でもシーズン2は、恋愛色がちょっと濃くて、セフレのうちの1人と付き合ったり、松田くん(小関裕太)とAくん(塩野瑛久)との三角関係があったり…とラブを楽しんでいただけるのかなと。

――内田さん自身、桃ちゃんに共感する部分はありますか?

内田:今回恋愛の部分で、Eくん(おばたのお兄さん)と付き合ってもうまくいかず、松田くんと付き合うかも…というストーリーなのですが、一番幸せになりたいのに、人に与えてばっかりというもどかしさや切なさは、共感できる部分が多いなと思いました。

――内田さんは人に与えてばかりいるんですか?

内田:全然そんなことないんですけれどね(笑)。でもちょっと気を使いすぎてしまって、人のことばかり考え過ぎて自分を大事にできないときがあるので、こういうこと分かるなってポイントはありました。

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