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『らせんの迷宮』若手刑事役で注目・中田圭祐 約1年の撮影中断は“成長のチャンス”

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ドラマ『らせんの迷宮~DNA 科学捜査~』(テレビ東京系)に出演する中田圭祐
ドラマ『らせんの迷宮~DNA 科学捜査~』(テレビ東京系)に出演する中田圭祐 クランクイン! 写真:高野広美

 田中圭主演のドラマ『らせんの迷宮~DNA科学捜査~』(テレビ東京系/毎週金曜20時)で若手刑事・瓜生夏樹役を演じる中田圭祐。昨年4月期に放送予定だった本作だが、新型コロナウィルスの感染拡大の影響で撮影が中断、1年半以上延期されようやく放送された。中田はそんな異例の状況とどう向き合ったのか。先輩だらけの現場の様子や、オフの日の過ごし方、今後の意気込みなどについて語ってもらった。

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 同作は、小学館ビッグコミック増刊号で連載された人気漫画『らせんの迷宮―遺伝子捜査―』が原作のヒューマンミステリー。田中演じる天才遺伝子科学者・神保仁と、安田顕演じる熱血刑事・安堂源次がタッグを組み難事件や未解決事件を解き明かしていくストーリー。

■新型コロナによる約1年の撮影中断もポジティブに

――台本を読んだ感想は?

中田:とにかく勉強になることが多かったですね。DNAってすごいんだなって。あとは、安田顕さん演じる安堂源次という役柄の熱血っぷりがすごく好きでした。そんな安堂刑事の側で成長していく瓜生くんというのも楽しみでした。

『らせんの迷宮~DNA科学捜査~』 熱血刑事・安堂源次(右・安田顕)と若手刑事・瓜生夏樹(左・中田圭祐)
(C)テレビ東京

――放送延期が1年半あり、撮影が中断された期間もすごく長かったと思うのですが、どのようにしてモチベーションを保ちましたか?

中田:最初は戸惑いましたが、中断期間を経て、田中さんや安田さんに再びお会いできるということは楽しみでした。中断するなかで、去年の自分よりも成長しているところを見せられるなとポジティブにとらえていました。

――上司役の安田顕さんと共演した印象を教えてください。

中田:安田さんとは今回共演するのが初めてで、クランクインの時に、安田さんに「なにか思うことがあったら言ってください」とお願いしていて、たくさんのことを教えていただきました。少しずつ上司と部下のような関係が芽生えてきたタイミングで撮影が中断してしまったのですが、撮影が再開した後も、同じような姿勢で迎えてくださって、安堂さんと瓜生くんの関係とリンクしていました。


――安田さんから教えていただいたことで印象的なことはどんなことですか?

中田:技術的なことで言うと、例えば、カメラが誰を抜いているかの意識を持つということです。良い動きをしていても、映らなきゃ意味がないと。僕は瓜生でいることに集中しすぎてしまって、周りが見えていないことも多かったのですが、安田さんは演者だけでなくスタッフさんの動きもしっかり見ていて、どう動けばいいのかをしっかり把握されていて、とても勉強になりました。

■先輩だらけの現場で振る舞い方を学んだ

――事務所の先輩でもある田中圭さんは、どのような印象でしたか?

中田:圭さんは、すごくフラットに現場にいらっしゃるのが印象的でした。2人で話すというよりは、安田さんを含めて3人でいることが多かったです。毎回お話が面白いのですが、カメラが回ると一気にスイッチが入るので近くで見ていて「すごいな」と思いました。


――先輩だらけの現場で大変だったかと思うのですが、緊張はしませんでしたか?

中田:めちゃくちゃ緊張しました(笑)。毎回ゲストで出演される方を含めて年齢もキャリアも上の方ばかりなので失礼がないように気をつけてました。あとは、世間話についていけないことが多かったり、若い人の意見を求められることもあったりして…難しかったです(笑)。

――どういうときに難しいと感じましたか?

中田:不意に話が振られたときに、うまく答えられたか毎度不安でした。安田さんの反応が結構わかりやすくて、僕の例え話がわかりづらくポカーンとされてしまったときは「これミスったな」って思いますし、逆に「よっしゃ、ハマった!」っていうときもあったりして(笑)。現場での振る舞い、居方みたいな部分もすごく勉強になりました。

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