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私が棄てた女

【解説/みどころ】
遠藤周作の人気小説の映画化。監督は「非行少女」以来5年ぶりとなった浦山桐郎。自動車部品の会社に勤めるしがないサラリーマンは、出世のため愛してもいない専務の姪と結婚しようとしている。そんな時、かつて遊んで捨てた女が自分の子を中絶し、苦しい生活をしているのを知る。彼は責任を感じるが……。愛とは何か、人生とは何かを考えさせられる叙情的な作品。圧巻は、全編モノクロームの中で、女が悲しく新相馬節を歌うシーンのカラー映像。緑の草原を駆ける馬たちの姿がスローモーションでかぶさる。


キャスト
河原崎長一郎小林トシエ浅丘ルリ子加藤治子加藤武岸輝子江守徹
スタッフ
監督: 浦山桐郎 脚本: 山内久 原作: 遠藤周作
上映時間・制作年
116分/1969年
制作国
日本
配給
日活


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