アッカトーネ

【解説/みどころ】
ローマのスラム街に住む、最底辺に生きる人間たちを真正面から見据え、イタリア映画界に衝撃を与えたパゾリーニの処女作。“アッカトーネ(乞食)”と呼ばれる娼婦のヒモ、ヴィットリオは、マッダレーナの稼ぎで職にも就かず優雅に暮らしている。ところが、マッダレーナが刑務所に入れられ金づるを失ってからは急速に運が傾きだす。そして、うぶな娘ステッラに恋して真面目に働き始めるが、体が続かず、とうとう仲間と盗みをはたらき、交通事故であえなく死んでしまう。キリストの殉難を思わせる荘厳な悲劇。助監督は若きベルナルド・ベルトルッチ。日本で初めて紹介された時のタイトルは「乞食」。
- キャスト
- フランコ・チッティ/ フランカ・パスット/ シルヴァーナ・コルシーニ/ パオラ・グイーディ/ ロベルト・スカリンジェッラ/ アドリアーナ・アスティ/
- スタッフ
- 監督: ピエル・パオロ・パゾリーニ 脚本: ピエル・パオロ・パゾリーニ
- 原題
- ACCATTONE
- 上映時間・制作年
- 117分/1961年
- 制作国
- 伊
- 配給
- ユーロスペース
あわせて読みたい
最新ニュース
おすすめフォト
おすすめ動画 >
-
X
-
Instagram