首〈1968年〉

【解説/みどころ】
映画「真昼の暗黒」の原作者で弁護士の正木ひろしの原作をもとに、東宝青春映画を撮り続けていた森谷司郎が、弁護士の執念を正攻法で描いた作品。昭和18年の冬、一人の鉱夫が警察で死んだ。死因は脳溢血ということだったが、遺族はそれを不満とし、正木に調査を依頼してくる。正木も死因を拷問死だと思うが、死体はすでに埋葬されていた。正木は警察の圧力にも屈せず、死因究明のため死体を掘り返し、首を切断して持ち帰る。鑑定の結果、鉱夫の死因は脳溢血ではなく殴打によるものだとわかった。白黒スタンダードを生かした森谷の演出に対し、正木役の小林桂樹が熱演で応えている。
- キャスト
- 小林桂樹/ 南風洋子/ 佐々木孝丸/ 三津田健/ 清水将夫/ 神山繁/
- スタッフ
- 監督: 森谷司郎 脚本: 橋本忍 原作: 正木ひろし
- 上映時間・制作年
- 100分/1968年
- 制作国
- 日本
- 配給
- 東宝
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