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次郎長三国志 次郎長初旅

【解説/みどころ】
庵原川のけんかのあと始末のため、次郎長はお蝶と夫婦約束の盃を交わして旅に出る。一行は旅の途中で、小料理屋を営む兄弟分の沼津の佐太郎の世話になる。ところが、佐太郎の博打癖で今では店も廃屋同然、酒の振る舞いもままならない。その窮状を佐太郎の女房は、亭主の大事な客人のためならと着物を売ってしのぐのだが……。そんなよくできた女房の計らいすら、博打の誘惑でまたもやフイにしてしまう堺左千夫扮する佐太郎の愚かさ加減。そして愚かだけどお人好しの亭主を結局憎めず、泣き笑いで許してしまう女房・お徳の愚かさ、人の好さ。庶民を代表するような夫婦の関係の機微がにじみ出たペーソス編で、次郎長一行も佐太郎の博打代に着物まですられたのに、この夫婦が愛おしく、裸のまま明るく旅空の下に駆け出していく。なお、本作で森繁久彌の森の石松が初登場する。


キャスト
小堀明男若山セツ子河津清三郎田崎潤森健二田中春男石井一雄森繁久彌広沢虎造堺左千夫隅田恵子
スタッフ
監督: マキノ雅弘 脚本: 村上元三 松浦健郎 原作: 村上元三
上映時間・制作年
83分/1953年
制作国
日本
配給
東宝


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