映画史

【解説/みどころ】
1978年、モントリオールの映画学校で行われた映画史に関する講義を、フランスの有料テレビ、カナル・プリュスの出資で映像化。「ゲームの規則」や「叫びとささやき」など数々の映画の断片に、デカルトの『方法序説』やレンブラントの自画像など、小説・詩・哲学・絵画・写真・彫刻・音楽からのおびただしい引用が重なり、映像・文字・音楽の総体として洪水のような奔流となる。決して普遍的で教科書的な映画史の記述ではなく、あくまでゴダールの個人的な映画的記憶をたどる旅。そして、ビデオの特性を活かした、機動力に満ちたモンタージュの嵐。全8章、完成に10年を費やした本作は、ゴダールのライフワークともいわれる記念碑的な作品だ。
- キャスト
- ジャン=リュック・ゴダール/ ジュリー・デルピー/ サヴィーヌ・アゼマ/ アラン・キュニー/ ジュリエット・ビノシュ/ セルジュ・ダネー/ ジャン・ピエール・ゴス/ アンヌ=マリー・ミエヴィル/ アンドレ・マルロー/ パウル・ツェラン/ エズラ・パウンド/
- スタッフ
- 監督: ジャン=リュック・ゴダール
- 原題
- HISTOIRE(S) DU CINEMA
- 上映時間・制作年
- 270分/1998年
- 制作国
- 仏
- 配給
- フランス映画社
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