捜索者

【解説/みどころ】
1987年4月、ハリウッド100年を記念して選ばれたアメリカ映画ベスト作品の中で、西部劇部門のベスト1に選ばれた不朽の名作。南北戦争の3年後、イーサン・エドワーズは放浪の末に兄の家に帰ってきた。久しぶりの再会を喜ぶのもつかの間、彼の留守中に兄一家がコマンチ族に襲われ虐殺されてしまい、末娘のデビーだけが殺されずに連れ去られていた。イーサンは、インディアンの混血青年マーチンとともにコマンチ追跡の果てしない捜索行に出発する。何年もの間、二人はインディアンの居留地を捜し続け、ついにデビーを発見するが……。ここには、「荒野の決闘」や「黄色いリボン」に描かれたフォード本来の持ち味のヒューマニズムはない。全編を通して浮き彫りにされるのは、主人公のインディアンに対するすさまじい憎悪と飽くなき執念だ。かくしてフォードは新境地を拓き、ウェインも会心の演技を見せた。
- キャスト
- ジョン・ウェイン/ ナタリー・ウッド/ ジェフリー・ハンター/ ウォード・ボンド/ ヴェラ・マイルズ/
- スタッフ
- 監督: ジョン・フォード 脚本: F・S・ヌージェント
- 原題
- THE SEARCHERS
- 上映時間・制作年
- 120分/1956年
- 制作国
- 米
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