ビッグ・トレイル

【解説/みどころ】
トーキー初期に、200万ドルの巨費を投じて製作された超大作西部劇。インディアンの襲撃、大河横断、猛吹雪などを乗り越えて、希望の地オレゴンを目指す大幌馬車隊の苦難の旅を描いている。西部劇の巨人J・ウェインの記念すべき初出演作だが、本作が興行的に失敗したため、彼は1939年のJ・フォード監督作「駅馬車」までB級男優として雌伏の時を過ごさねばならなかった。またこの作品は、“グランデュール方式”と呼ばれる70ミリ版も同時に製作されており、後に隆盛をきわめる大型映画の先駆けとしても記憶されるべきもの。1985年にニューヨーク近代美術館がグランデュール版の復元を果たしている。
- キャスト
- ジョン・ウェイン/ マーガレット・チャーチル/ エル・ブレンデル/ タリー・マーシャル/ タイロン・パワーSr./ デヴィッド・ローリンズ/ アイアン・キース/ チャールズ・スティーヴンス/
- スタッフ
- 監督: ラオール・ウォルシュ 脚本: ジャック・ピーボディ マリー・ボイル フローレンス・ポスタル 原作: ハル・G・エバーツ
- 原題
- THE BIG TRAIL
- 上映時間・制作年
- 122分/1930年
- 制作国
- 米
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