ルートヴィヒ 神々の黄昏

【解説/みどころ】
19歳の若さでバイエルン国王となったルートヴィヒ2世は、作曲家ワグナーに心酔し、巨大な国費を注ぎこんだ。彼が思いを寄せる従姉のオーストリア皇后エリザベートは、妹ソフィーとの婚約を勧め彼も同意するが、エリザベートへの思いが断ち難く婚約は破棄される。1886年、オーストリアとの戦いに敗れ、信頼していたワグナーにも裏切られたルートヴィヒは孤独のどん底へと突き落とされていく……。「地獄に堕ちた勇者ども」「ベニスに死す」に続いて作られた、ヴィスコンティのドイツ3部作を締めくくる作品。19世紀半ば、国王に即位し、40歳で謎の死を遂げた“伝説の狂王“ルートヴィヒ2世の生涯を描いたこの作品には、病に倒れながらも執念で撮り上げたヴィスコンティの気迫が全編にみなぎっている。ルートヴィヒにはヴィスコンティが愛したバーガーが扮し、鬼気迫る演技で狂王になりきった。1989年に復元完全版が公開。DVDは「ルキノ・ヴィスコンティ DVD-BOX2」に完全復元版が収録。
- キャスト
- ヘルムート・バーガー/ ロミー・シュナイダー/ トレヴァー・ハワード/ シルヴァーナ・マンガーノ/
- スタッフ
- 監督: ルキノ・ヴィスコンティ 脚本: ルキノ・ヴィスコンティ スーゾ・チェッキ・ダミーコ 製作総指揮: ロバート・ゴードン・エドワーズ
- 上映時間・制作年
- 184分/1972年
- 制作国
- 伊=西独=仏
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