離愁〈1973年〉

【解説/みどころ】
第二次大戦下、北部フランスの村に住むジュリアンは、戦火を避けるため、故郷を去らねばならなかった。村人たちとともに列車に乗ったジュリアンの家族。女子供たちは客車へ、男たちは貨車へ……。列車の行く先々で避難民が乗り、ドイツ生まれのユダヤ人アンナも乗り込んできた。身動きできない列車の中で男と女は道ならぬ恋と知りつつ愛情を深めていく。やがて引き離される運命の時がくる……。ジョルジュ・シムノンの原作で、戦時下の宿命的な悲しい恋を綴ったドラマ。ドフェール監督は、カメラのほとんどを列車内に置きながら、飽きさせることなく描写。緊張感みなぎる映像も見事である。
- キャスト
- ロミー・シュナイダー/ ジャン=ルイ・トランティニャン/ ニケ・アリギ/
- スタッフ
- 監督: ピエール・グラニエ・ドフェール 脚本: ピエール・グラニエ・ドフェール 原作: ジョルジュ・シムノン
- 上映時間・制作年
- 101分/1973年
- 制作国
- 仏
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