『こどもの一生』病気降板・八乙女光の代役に松島聡「誠心誠意頑張りたい」
4月から上演される舞台『こどもの一生』を病気治療のため降板したHey! Say! JUMPの八乙女光に代わり、Sexy Zoneの松島聡が主演を務めることが決まった。松島は舞台単独初主演。
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1990年に「“今”を切り取った作品を」と劇作家・G2が中島らもに依頼し、90年、92年、98年、2012年と上演され続けてきた本作。G2自ら初演時には無かったさまざまな技術やアイテム、精神環境を取り込み、今回の2022年版にリライトして設定をアップデート。2022年の「今」を浮き彫りにする。
主演を務める予定だった八乙女は1月29日、突発性難聴の治療のため一定期間活動を休止することを、所属事務所を通じ発表していた。
急きょ代役に決まった松島は、無念の降板となった八乙女の本作への思いを引き継ぎ、横柄な社長・三友に振り回され、恐怖の渦に巻き込まれていく秘書の柿沼を演じ切る。
松島は「突然のお話で大変驚きましたが、覚悟を決めた上で『やらせてください』と返答させていただきました。というのも、僕も休養させていただいた経験があります。休養から復帰、現在に至るまで、沢山の方々にサポートしていただき、今、安心してお仕事に取り組めております。勿論、状況は違うかも知れませんが、光くんとお話させていただいた時に、言葉の端々から不安や悔しさ、また今回の発表に対する覚悟が伝わってきて、自然と光くんからのバトンを受け取り本作にしっかりと向き合いたいという想いと、今回は僕が少しでもという想いが背中を押してくれた気がします」とし、「ご観覧予定だった皆様にとっては、すぐに受け入れていただくことは難しいかもしれませんが、最終的に代役が松島でよかったと思ってもらえるよう、誠心誠意頑張りたいと思います」と決意を語った。
舞台『こどもの一生』は、東京芸術劇場プレイハウスにて4月3~28日、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて5月6・7日、仙台・東京エレクトロンホール宮城にて5月18日上演。
<松島聡コメント全文>
この度、八乙女光くんの代役を務めさせていただくことになった松島聡です。
突然のお話で大変驚きましたが、覚悟を決めた上で「やらせてください」と返答させていただきました。
というのも、僕も休養させていただいた経験があります。
休養から復帰、現在に至るまで、沢山の方々にサポートしていただき、今、安心してお仕事に取り組めております。
勿論、状況は違うかも知れませんが、光くんとお話させていただいた時に、言葉の端々から不安や悔しさ、また今回の発表に対する覚悟が伝わってきて、自然と光くんからのバトンを受け取り本作にしっかりと向き合いたいという想いと、今回は僕が少しでもという想いが背中を押してくれた気がします。
原作と台本を読ませていただき、まるでジェットコースターに乗っている感覚になる予測不能な展開で、気づいたら何度も読み返しておりました。
作品の魅力にすっかりハマっていた事、純粋に面白いと思った事も、大きな後押しとなってくれました。
中島らもさん原作、G2さん演出、そして素敵な先輩方との共演と、勿論プレッシャーもありますが、このカンパニーに飛び込んでみたいと思いました。
ご観覧予定だった皆様にとっては、すぐに受け入れていただくことは難しいかもしれませんが、最終的に代役が松島でよかったと思ってもらえるよう、誠心誠意頑張りたいと思います。
そして、何よりも光くんが安心して静養でき、快方に向かわれるよう心より願っております。