現役高校生、乃木坂46・岩本蓮加が等身大で演じる『世の中にたえて桜のなかりせば』予告公開
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乃木坂46の岩本蓮加と今年芸能生活68周年を迎える大ベテラン俳優・宝田明がダブル主演を務める『世の中にたえて桜のなかりせば』の公開日が、4月1日に決定。予告編と新場面写真、ポスタービジュアルが解禁となった。予告編では、現役高校生の岩本が、等身大の演技を披露している。
【動画】岩本蓮加、等身大の演技に注目 『世の中にたえて桜のなかりせば』予告
本作は、“終活アドバイザー”のバイトをしている不登校の女子高生・咲(岩本)が、同僚の敬三(宝田)と共にさまざまな境遇の「終活」を手助けするうちに、自分の生き方と向き合い始める姿を描く、心温まるヒューマンドラマ。宝田企画が企画立案を担当し、宝田自らもエグゼクティブプロデューサーを務める。
終活アドバイザーのバイトをしている不登校の女子高生・咲(岩本)は、一緒に働く老紳士・敬三(宝田)と共に、さまざまな境遇の人々の「終活」のお手伝いをする日々を送っていた。そんな最中、咲の担任でかつて国語教師であった南雲は、生徒からのイジメに遭い、教師をやめ自暴自棄の生活をしていた。
自身も不登校で行き場を求めている咲に、敬三は病気で老い先短い妻(吉行和子)とかつて見た桜の下での思い出を語る。咲は敬三たち夫婦を励まそうと、敬三がかつて見たという桜の木を探しに出かけるのだが…。
予告編は、咲が敬三とともに終活アドバイザーとして働くところから始まる。「いらっしゃいませ」と明るく振る舞い接客をする咲が、ある出来事から学校を不登校になってしまい、思い悩む姿も。敬三はそんな咲を励ますために、妻と見た故郷のさくらが見たいと語り始める。その話を聞いた咲は、さくらの木を探しに出かけ、ある真実にたどり着く。そこで咲が取った行動とは…。そして敬三が咲に伝えたかった思いとは…。
不登校の女子高生が「終活」という仕事を通して様々な人の悩みに触れながら自身の成長につなげていくという難しい役どころを、今年3月に高校卒業を控える岩本が、等身大の姿で見事に演じきり、女優としての新しい一面を見せている。
ポスタービジュアルは、制服姿の岩本が、「ことしも生きて さくらを見ています」の言葉通り、穏やかな表情で桜を見上げている姿を写したもの。背景には満開の桜が一面に写り、春の温かさも感じられる公開時期にぴったりなビジュアルに仕上がっている。
映画『世の中にたえて桜のなかりせば』は4月1日公開。