乃木坂46・岩本蓮加は「大女優になる片鱗がある」 87歳の大御所俳優が太鼓判
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乃木坂46の岩本蓮加が10日、都内で実施された 映画『世の中にたえて桜のなかりせば』の完成披露舞台あいさつに宝田明、「all at once」、三宅伸行監督と共に出席。映画初出演で初主演を飾った今の心境や本作について語った。
【写真】約70歳の年の差でもコンビネーションばっちり!な岩本蓮加&宝田明
本作は、岩本と芸能生活68周年を迎える宝田がダブル主演を務めるヒューマンドラマ。二人が“終活アドバイザー”として「終活屋」で働き、さまざまな境遇の人たちの終活を手伝う様を描く。
劇中衣装の制服姿で登場した岩本は、映画初出演で初主演を務めた今作は「ほどんと未経験の状態で始まった」と言い、「映画のお話を頂いただけで衝撃だったのに、主演をやらせていただけるということで、演技に対して興味もあるし好きなんですけど自信は全然ないので『大丈夫かな』と思った」と胸中を吐露。
それでも「乃木坂46というグループから(飛び出て)一人で外のお仕事をするのはなかなかない機会だった。プレッシャーはあったんですけど、ちゃんと乃木坂46という看板を背負って、恥のないようがんばれたかな」とニッコリ。
87歳の宝田は、約70歳の年の差がある岩本について「度胸がある子。普通、映画初めての出演と言えばオドオドするものですけど、そんなことは決してなくて、まるで10年選手のように振る舞っていらっしゃる」とベタ褒め。さらに「いざ本番となってもNGを出したことがない。大変な小娘でございます」と言って客席を笑わせつつ、「大女優になる片鱗がある」と太鼓判を押した。
宝田の大絶賛を聞いて岩本は「こんな褒め言葉頂いていいんですかね? なんか、いつも演技終わった後にすごく褒めてくださる」と恐縮しきり。「こんなに大御所の方に褒めていただくこともないので自信につながります。がんばります」と女優業への意欲をのぞかせた。
イベント中盤には、耳が遠い宝田がMCの質問をなかなか聞き取れない中、隣にいた岩本が耳元でMCの質問を繰り返す一幕も。機転を利かせた行動で会場を和ませた。
映画『世の中にたえて桜のなかりせば』は、4月1日より全国公開。