クランクイン!

  • クラインイン!トレンド

頭にチタンを埋め込まれたアレクシアがたどる数奇な運命 『TITANE』新場面カット

映画

映画『TITANE/チタン』場面写真
映画『TITANE/チタン』場面写真(C)KAZAK PRODUCTIONSーFRAKAS PRODUCTIONSーARTE FRANCE CINEMAーVOO 2020

関連 :

ヴァンサン・ランドン

ジュリア・デュクルノー

 第74回カンヌ国際映画祭でパルムドール(最高賞)に輝いたジュリア・デュクルノー監督作『TITANE/チタン』より、頭にチタンを埋め込まれたヒロインがたどる数奇な運命を切り取った新たな場面写真4点が解禁された。

【写真】頭に固定器具を付けた幼少期のアレクシアの姿も 『TITANE/チタン』場面写真

 幼い頃、交通事故により頭蓋骨にチタンプレートが埋め込まれたアレクシア。彼女はそれ以来<車>に対し異常な執着心を抱き、危険な衝動に駆られるようになる。ついに自らの犯した罪により行き場を失った彼女はある日、消防士のヴァンサンと出会う。10年前に息子が行方不明となり、今は独りで生きる彼の保護を受けながら、2人は奇妙な共同生活を始める。だが、彼女は自らの体にある重大な秘密を抱えていた―。

 出演はヴァンサン・ランドン、アガト・ルセル。監督は、デビュー作『RAW~少女のめざめ~』(2016)で世界にその名を知らしめたジュリア・デュクルノー。長編2作目にしてカンヌの最高賞を奪取するという偉業を成し遂げた。さらには世界各国で94ノミネート、22受賞と映画祭・映画賞を席巻している。
 
 2018年の『万引き家族』、2019年の『パラサイト 半地下の家族』に続きパルムドールに輝いた本作。作品を見たエドガー・ライト監督は「完全に独創的。脳がブッ飛んだ」と語り、さらにポール・トーマス・アンダーソン監督も「警告する、心して見よ。身を任せて観た先に素晴らしい映画体験が待っていた」と絶賛している。

 今回新たに解禁された場面写真は4点。睨みつけるような形相で髪を束ねるアレクシア(アガト)をはじめ、火事現場で「あるもの」を見つめる消防士ヴァンサン(ヴァンサン)、交通事故で頭にチタンを埋め込まれ固定器具をつける幼少期のアレクシア、そして、燃え上がる炎をまっすぐ見つめるアレクシアの姿が切り取られている。果たして、アレクシアとヴァンサンが出会うことで辿り着く結末とは―。

 映画『TITANE/チタン』は、4月1日より全国公開。

この記事の写真を見る

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る