『スター・トレック』第4弾発表、キャストは寝耳に水だった!
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先日、J・J・エイブラムスの口から『スター・トレック』第4弾の製作が発表され、オリジナルキャストのカムバック予定が報道された。ファンを歓喜の渦に巻き込んだが、キャストにとっては寝耳に水だったようだ。
【写真】キャストをおさらい『スター・トレック BEYOND』フォトギャラリー
『スター・トレック』第4弾の製作は、現地時間の2月15日に、パラマウントピクチャーズの親会社、バイアコムCBSの投資家向けイベントで、J・J・エイブラムスから発表されたもので、メインキャストのカムバックへ向けて調整中であると報道された。
この報道は驚きをもって伝えられたが、The Hollywood Reporterによると、すでに初期の交渉に入っていると報じられたカーク船長役のクリス・パインほか、主要キャストの大部分、スポック役のザカリー・クイント、ウフーラ役のゾーイ・サルダナ、レナード・マッコイ役のカール・アーバン、ヒカル・スールー役のジョン・チョー、モンゴメリー・スコット役のサイモン・ペッグの関係者も一切知らされておらず、彼らにとっても驚きだったそうだ。
スタジオは、映画は2023年12月22日公開を目指し、今年秋からの撮影を見込んでいるものの、脚本は未完成で、予算も立てられていない状況だという。
映画シリーズのほか、ドラマ『スター・トレック ディスカバリー』などがある『スター・トレック』シリーズは、同社のストリーミング事業の屋台骨を支える作品で、オリジナルキャストへの調整より前に発表した背景には、投資家へ向けアピールするという狙いがあったのではないかと見られている。