『チェリまほ THE MOVIE』赤楚衛二×町田啓太、幸せオーラ全開の撮影現場レポート
関連 :
俳優の赤楚衛二が主演を務め、町田啓太が共演する映画『チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』より、メイキング画像が解禁。笑顔にあふれ、幸せオーラ全開の赤楚、町田、浅香航大、ゆうたろうといったおなじみチーム“チェリまほ”が大集合した現場リポートも到着した。
【写真】“安達と黒沢”な2人が復活!『チェリまほ THE MOVIE』撮影メイキング&オフショット
本作は、テレビ東京系にて2020年7月期に放送されたラブコメディードラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』のその後を描く劇場版。原作は、180万部突破の豊田悠による人気漫画。
今回到着したのは、約2週間かけて都内近郊で撮影されたという本作のメイキング画像。撮影初日は、ドラマで安達が黒沢の気持ちを初めて知ったあのエレベーターのシーンから幕を開けたという。赤楚も特別な思いがあるのか、「エレベーターを見て、ここが居場所だと感じた。安達になれた、戻ってこられた」と初日の心境を明かしており、そこへ次の場面から入る町田啓太が到着。朝から明るいテンションで「久しぶりだな」とつぶやくが、帰ってきた少し照れくさい気持ちをさわやかさで包んでいる様子。
町田は豊川オフィスの撮影では、「ああー帰って来たぞ!」と嬉しそうな姿も見せていたとか。オフィスのシーンでは、安達と黒沢が目で会話をするような場面もあり、恋人同士となった2人の幸せな空気が伝わってくる現場の雰囲気に。メイキング画像でも、楽しそうに2人でおにぎりを見せ合う赤楚、町田の姿や撮影の合間に談笑する姿が。
柘植将人役の浅香と綿矢湊役のゆうたろうがインしたのは、安達と黒沢が初詣に出かけるシーン。神社の境内で安達、黒沢の2人と柘植、湊の2人がばったり出くわし、4人で会話を交わす。途中、黒沢が安達を見てほほ笑む様子に監督が「ちょっとイタズラっぽすぎるかな」と言うと、町田も「やりすぎちゃった?」と振り返る場面も。
段取り、テスト、本番、そしてさまざまな角度からのカットを撮るたび、4人の演技はどんどん自然になり少しずつ違ってくる。現場では、「甘酒、今度作るよ」というセリフが町田からアドリブで飛び出す一幕もあり、他の3人からは「え?」と素の反応が。また、湊と一緒にいることで楽しそうに笑う柘植につっこむ安達。そんな安達に柘植が肩パンをくらわすシーンでは、いかにも不器用な柘植らしい動きに他の3人から笑いが起こる。
この日は小雨がぱらつく瞬間もあったが、シーンの合間にスタッフが準備を終えて撮影を再開するときには、雨雲もどこかに行っていた。撮影に戻った赤楚も「雨が止んだ!?」と嬉しそうにつぶやいていた。
一転、現場ではシリアスな場面も。雨の中、黒沢が安達の元に駆けつけるシーン。転勤という大きな変化に対し、互いを思うゆえのもどかしさ、愛おしさがこみ上げるシーンとなっていて、感情を込めた演技が求められる重要なシーンだ。撮影終わりには2人も「5分くらいのシーンなのに10分くらいに感じる」と漏らすほど。
町田はこのシーンに苦戦したようで、監督からのアドバイスに耳を傾け、「難しいけどやってみます」と撮影に臨んでいた。ドラマでは黒沢が引っ張って安達が自己肯定できるように導いていったが、映画では、黒沢が自分にあった殻を破るという成長も描かれていく。
晴れて恋人同士となり、甘い時間を過ごす安達と黒沢の2人を演じる赤楚と町田は、久しぶりの“チェリまほ”撮影を思いっきり堪能。オレンジのエプロンを身に着けてはにかむ安達を演じる赤楚の姿や、町田とともに、終始楽しそうに笑い合い、じゃれ合い、ダンスまで披露する、和気あいあいとしたまさに幸せオーラ全開な現場の様子が分かるメイキング画像となっている。
映画『チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』は、4月8日より公開。