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ダイナソーJr.、初のバンド公認ドキュメンタリー映画 本国オリジナル予告解禁

映画

映画『ダイナソーJr./フリークシーン』キービジュアル

映画『ダイナソーJr./フリークシーン』キービジュアル(C)2020 by Rapid Eye Movies/ Virus Films/ Dinosaur Jr. Inc.

 オルタナティブロックバンド、ダイナソーJr.の初となる公認ドキュメンタリー映画『ダイナソーJr./フリークシーン』より、アメリカ版オリジナル予告編が解禁された。

【動画】『ダイナソーJr./フリークシーン』本国版オリジナル予告編

 切なく哀愁を帯びたメロディを殺伐とした轟音で包み込む、アメリカン・オルタナティブ・ロックの核をなしたバンド、ダイナソーJr.。1984年にマサチューセッツ州で結成されたダイナソーJr.は、1980年代末から90年代のオルタナティブ・ロックの巨大なうねりの中核として活動し、しばしの活動休止を経て現在も新たな音楽を生み出し続けている。

 本作は、そのダイナソーJr.の歴史を、オリジナル・メンバーである J・マスキス(G./Vo.)、ルー・バーロウ(B.)、マーフ(D.)の三人の関係性にフォーカスしながら、貴重な過去のフッテージを交えて描く、バンド自身が製作に関わった公式ドキュメンタリー映画。

 監督は、これまで100本以上のミュージックビデオを手掛け、J・マスキスとは義理の親族にあたるフィリップ・ロッケンハイム。音楽だけで結ばれていたオリジナル・メンバー三人それぞれから正直な証言を引き出し、2005年以降再集結した現在までを華美な演出を排した愛情あふれる視点でまとめあげた。

 暗くヘヴィな音の洪水でありながらポップかつキャッチーさも備えたサウンド、さらにJ・マスキスの唯一無二のボーカルで欧米の地下世界で絶大な支持を得たダイナソーJr.。しかし、ツアー中のある出来事をきっかけに三人の関係性は崩壊。ルーとマーフは次々と脱退、新メンバーを迎えて活動を継続したダイナソーJr.は、J・マスキスのソロ色を強めていった。

 アメリカ版予告編は、デビューアルバム「Dinosaur」に収録された楽曲「Repulsion」を演奏するライブシーン、若き日の仲の良かった頃のメンバーが映し出されるところから始まる。しかし、1987年に発売されたセカンドアルバム「You're Living All Over Me」の発売前のツアーの様子に場面が変わると、不穏な雰囲気に。

 当時のメンバー間の関係性について、J・マスキスは「初日に車が故障し、その後も故障続きで最悪だった。やがて完全に動かなくなる。1週間ほど足止めを食らい、そこで全てが崩れた」と比喩的にコメント。バンドを見出したソニック・ユースのキム・ゴードンも「病んだ家族みたい。よく分からないことが儀式や習慣になっている。バンドはある種、病んだ状態なのかも」と振り返る。

 映像の中盤からは、ダイナソーJr.の代表曲「フリークシーン」が流れる中、メンバーが少しずつ関係を修復していき再結成へ向かう姿が。そして「音楽やアートは天からの贈り物だ」「17歳で始めた人生の大半だよ」「俺は変なガキで、はみ出し者として生きると決めてた」というメンバーの印象的な言葉、過去のライブ映像などが次々と映し出されて幕を閉じる。

 映画『ダイナソーJr./フリークシーン』は3月25日より公開。

『ダイナソーJr./フリークシーン』本国版オリジナル予告編(日本語字幕付き)

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