レディー・ガガ、東京ドームコンサートでICE(米移民局)への思いを語る
世界ツアー「Lady Gaga: The MAYHEM Ball」で来日中のレディー・ガガが、東京ドーム公演で、アメリカ移民関税執行局(ICE)に対する懸念と、同局の強硬な取り締まりによって苦しむ人々への思いを語った。
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Just Jaredによると、ガガは1月29日(日本時間)のコンサート中、「私にとって非常に大切なことについて、少し話したいと思います」と述べ、演奏を中断。「世界中の人々、特に今アメリカに暮らす人にとって、重要なことです。数日後には帰国しますが、全米各地でICEの容赦のない標的となっている人々、子どもたち、家族を思うと胸が痛みます。彼らの苦しみや、私たちの目の前で彼らの人生が破壊されていることが、頭から離れません」と話した。
続けて「ミネソタと、大きな恐怖の中で何をすべきかと模索しながら暮らす故郷の皆さんへも、思いを寄せています。コミュニティ全体が安全と帰属意識を失えば、私たち皆の心が壊れてしまします。今夜、皆さんが私たちとともに立ち上がってくれることを願います。ここはアメリカではありませんが、私たちはコミュニティと共にあり、皆さんを愛しています」と語った。
米ミネソタ州ミネアポリスでは、先日ICUの看護師として働くアメリカ国民のアレックス・プレッティさんがICE職員に射殺されるなど、1月だけで3人が命を落とした。ガガは「Come To Mama」を、「苦しんでいる人や、孤独と無力さを感じている人、愛する人を失い辛い思いを抱えている人、終わりは近いと感じている人すべてに」捧げると述べ、こう締めくくった。
「安全で平和、責任ある場所を取り戻す必要がある。住みよく敬意ある暮らしのために、善良な人々が命を懸けて戦う必要などないはず。私たちの指導者が耳を傾けてくれることを願っています。私たちの声が届き、彼らが速やかに行動方針を変更し、我が国に暮らすすべての人々に慈悲を示すよう願います。希望を持つことが難しく感じられる今、私を支えてくれるのは、私のコミュニティと友人、家族です。ですから今夜は、希望を感じられる曲を歌うことで、少しでも希望を与えられたらと思います」。
なお、ICEへの抗議を行ったのはガガだけではない。ブルース・スプリングスティーンは抗議ソングをリリースし、マーク・ラファロやナターシャ・リオン、ジーン・スマート、アリアナ・グランデ、ナタリー・ポートマン、オリヴィア・ワイルド、ゾーイ・ドゥイッチらが、ゴールデン・グローブ賞やサンダンス映画祭にて、ICEへの抗議を示すバッジを身に付けている。

