森山良子、デビュー55周年「どん底もあったけどコツコツ歩んできた」
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森山良子と清水ミチコが29日、都内で開催された「レディースアートネイチャー『フィーリン』ブランド新商品、新CM発表会」に登壇。森山がデビュー55周年を回顧する一幕があった。
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30日発売のレディースオーダーメイドウィッグ「フィーリン」第2弾となる新商品CM「春のウィッグツアー」篇では、2人がバスガイド役に挑戦。清水が「自分の色も出せた感じがしました。森山さんがすごい笑ってくれるの」と振り返ると、森山は「みっちゃんの得も言われぬバスガイド色が何度見てもおかしくて、いつも笑ってます。絶妙」とニッコリ。
新商品は同ブランド史上初のピンでとめないウィッグ。2人はCMや会見でも装着したが、森山は「つけてる違和感がない。とてもラク」と絶賛。清水はCMの強風の中での撮影を「つけまつげはめっちゃ飛ぶけど、髪は大丈夫でした」と言って笑いを誘っていた。
「フィーリン」をつけてやってみたことを聞かれると、清水が「ジェットコースターに乗りたい」と答える中、森山は「でんぐり返し」と回答。清水が「(大人になると)久しくやってないですよね」と口にすると、森山は「私やってる」とニヤリ顔で返し、清水はビックリ。また森山は「毎日やってれば簡単。逆さでんぐりもできる。柔軟してたら」と明かし、清水から「どこ目指してんの!?」とつっこまれ、苦笑いしていた。
30年来の付き合いになる2人。森山は清水のことを「すごく頼りになる人。私の方が全然年上なのに、みっちゃんがいてくれることで、野放図な私はそのままでいられる。全部をピシッとまとめてくれるので、ありがたい存在」と満面の笑み。また、清水に「お姉さん」と呼びかけると、清水は森山のことを「妹って言ってます」と笑っていた。
今年創業55周年を迎えるアートネイチャーと同じく、デビュー55周年を迎える森山が芸能活動を振り返る一幕も。森山は「月並みですけど、毎日あっという間で気が付いたら55年経っていて。55年という感じは自分の中ではしていないけど、年月は経ったんだと。山もあり、谷もあり、どん底もあり、とてもいいこともあり。でもコツコツコツコツと歩む気持ちはどんな時にも変わらなかったかな」と爽やかな笑み。「ハリを持ててこの歳を迎えることができて。恵まれて幸せです」と笑顔で明かした。
それを受け、清水は「55年はすごいこと」といい、「森山さんは全然威張らない。いつもフラットだし、前向きで明るいし、いいところを見せようとしなくて自然な感じ。歌を聞きながら森山さんの人柄に触れてみんな癒やされてるのでは」と賛辞を贈ると、森山は「いいところ見せようと思ってるんだけど、なかなかうまくいかない」と笑っていた。