Snow Man、『滝沢歌舞伎』で連獅子に初挑戦「命を削ってやってます」
Snow Man(岩本照、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介)が6日、東京・新橋演舞場で開催された『滝沢歌舞伎 ZERO 2022』のゲネプロ公開・初日前会見に出席。初めて挑戦した連獅子のことなどを語った。
【写真】Snow Manが連獅子に初挑戦! 『滝沢歌舞伎ZERO 2022』ゲネプロ写真
2006年に『滝沢演舞城』として誕生し、2019年に『滝沢歌舞伎 ZERO』の名でSnow Manに受け継がれた本作。2020年には映画化され、興行収入20億円を超す大ヒットを記録。今作は滝沢秀明が演出、五関晃一(A.B.C‐Z)が振り付けを担当し、Snow Manが歌、ダンス、アクロバット、腹筋太鼓、鼠小僧、タイトルにもなっている歌舞伎と、圧倒的な和のエンターテインメントを繰り広げる。
初日を迎える今の思いを聞かれ、リーダーの岩本は「本当にエネルギッシュな作品。けがに気をつけながら、キャストスタッフ一丸となって1公演1公演、丁寧にお客さんにエネルギーを届けていきたい。ワクワクしています」と清々しい表情。
歌舞伎パートでは、9人全員で連獅子に初挑戦。佐久間は「目玉ですね。これだけの人数で連獅子をやることは本当にないことみたい」と言い、「頭を振ってる回数も人間の限界に挑戦している感じなので、命を削ってやってみます」とニヤリ。獅子のかつらは3kgほどあるらしく、阿部は「毛の振り方にもコツがあって。ただ振り回すのではなく、勢いを利用するのは大変でした」と打ち明けるも、「歌舞伎界でもこの演目をやれることはすごい光栄なことらしいので、9人でできてうれしい」とニッコリ。また、渡辺が「今も首が痛くて。でも回してる時に客席も喚起できていいのかな」とボケると、向井がすかさず「扇風機みたいにね」とのっかり、笑いを誘っていた。
公開ゲネプロでは9人の頭のフリが見事にそろっていたが、個人の身長に合わせて特注した頭が出来上がったのが今日ギリギリだったらしく、3回ほどしか合わせていないそう。身長が高いほど髪の毛が長くなるらしく、グループで一番高身長のラウールは「1番ロン毛でした。重かったです」と苦笑いしていた。
本作はSnow Manが引き継いでから、今年で4回目。目黒は「『滝沢歌舞伎』はジュニアの頃からお世話になってるので、帰ってくると、やっぱりいろんなことを思い出します」と口にし、「その中でも(今回共演している)IMPACTors(ジャニーズJr.)ら後輩たちにもちゃんといい背中を見せられるようにしています」と年々の気持ちの変化を告白。深澤も「滝沢君は1年ずつ僕たちに託してくれていて、今回、僕たちに任してくれた」といい、「それを後輩に伝えるということをしていかないといけない」と誓っていた。
『滝沢歌舞伎 ZERO 2022』は4月6日~5月16日まで東京・新橋演舞場にて上演。