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猿“たち”の快進撃が始まった『豊臣兄弟!』 フィクションならではの味付けで仲野太賀&池松壮亮が戦国駆ける

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(左から)仲野太賀、池松壮亮
(左から)仲野太賀、池松壮亮 クランクイン!

 2026年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』(NHK総合ほか)の放送開始からひと月が経過した。豊臣秀吉の立身出世物語を“弟の視点”で捉え直す本作。第4話までの「尾張編」では、「信長の草履」「桶狭間の奇襲」のエピソードを、フィクションならではの仕掛けで見事に再構築してみせた。そして4話ラストで、織田信長から草履のごとく「2つで1つ」と認められた小一郎(仲野太賀)と兄・藤吉郎(池松壮亮)。貧しい農民だった“猿たち”は、いかにして侍としての覚悟を決め、歴史の表舞台へと駆け上がっていったのか。「尾張編」を振り返る。

【写真】『豊臣兄弟!』ついに動き出した猿“たち”の快進撃 写真で名シーンを振り返り

■感動だけではなかった兄弟の再会。「怖かったのは兄者じゃ」

 オープニング、「2匹の猿」のアニメーションが、いきなり意表を突いた。1匹は銭を手に、もう1匹は大根を脇に木のてっぺんへと駆け上がっていく。昔話風の語りが、大河ドラマという大きなフィクションの幕開けを宣言した。


 そして登場した小一郎(のちの豊臣秀長)が「まあまあまあ、双方とも落ち着かんか」と、農村で起きたいさかいを、両者の言い分を聞き、両者が得をする方法で収めてみせた。その姿に、さっそく彼の理知が見て取れる。
8年ぶりに兄・藤吉郎(のちの豊臣秀吉)が帰郷。小一郎を尾張・清須の「道普請(工事)」に連れ出した。そこで小一郎は、身分を隠した織田信長(小栗旬)と遭遇する。信長の正体を知らぬまま「道がこのように整うということは、敵からも攻め込まれやすくなるということじゃ」「やはり織田信長は噂通りの大うつけじゃな」と毒づく小一郎。

 その後、土砂崩れが発生するが、小一郎の機転により、道は完成。その一部始終を信長が見ていた。信長は先の小一郎の言葉に対し「確かに道を整えれば、敵から攻め込まれやすくもなる。だが、こちらが敵より早く出陣することもできる」「じっとしていては、欲しいものは手に入らぬ。自分の進む道は、自分で切り開くのじゃ」と返す。兄弟の非凡な才覚はもちろんだが、この信長あってこその、兄弟の出世なのだと改めて思わされる。信長演じる小栗旬のセリフ回しと“殿”たる存在感もやはりすごい。

 さらに第1話で最も強烈なインパクトを残したのが終盤だ。盗人を捕らえようと見張りをしていた兄弟が、信長への刺客を捕らえる。それは藤吉郎の恩人でもある横川甚内(勝村政信)だったが、藤吉郎は一片の迷いなく斬り捨て、天下人となる秀吉の一端を示した。返り血を浴びながら「大事ないか」と弟を気遣う兄。ラスト、「怖かったのは兄者じゃ」と告白する小一郎。明るさから凄みや恐怖まで、太賀と池松の演技力の幅を改めて見せつけられた初回となった。

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■母の嘘が背中を押した。「あんたらは、あのお天道様みたいにおなり」

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