『雨を告げる漂流団地』主題歌&挿入歌はずっと真夜中でいいのに。 新曲「夏枯れ」PV公開
スタジオコロリドの長編アニメ映画第3弾『雨を告げる漂流団地』の主題歌と挿入歌を、音楽ユニット「ずっと真夜中でいいのに。」が担当することが決まった。併せて、挿入歌「夏枯れ」を収録したPVも公開された。
【動画】ずっと真夜中でいいのに。『泣きたい私は猫をかぶる』挿入歌「夏枯れ」PV
本作は、団地を舞台にした夏の終わりの冒険ファンタジー。小学6年生の航祐と夏芽は、団地で育った幼なじみ。夏休みのある日、取り壊しの決まった団地で遊んでいると、不思議な現象に巻き込まれてしまう。気づくとそこは一面の大海原で…。航祐たちは元の世界に戻れるのか。ひと夏の別れの旅が始まる。
監督を務めるのは、第42回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞、ファンタジア国際映画祭 今敏賞を受賞した『ペンギン・ハイウェイ』に続き長編映画2作目となる石田祐康。キャラクターデザイン・キャラクターデザイン補佐では、『ペンギン・ハイウェイ』『泣きたい私は猫をかぶる』で活躍した永江彰浩と加藤ふみが再びタッグを組む。
主題歌&挿入歌は、若年層を中心に支持を集める音楽ユニット「ずっと真夜中でいいのに。」に決定。4月16日、17日に開催された自身初のさいたまスーパーアリーナ単独公演ZUTOMAYO FACTORY「鷹は飢えても踊り忘れず」にて発表された。YouTube総再生回数6億回超、チャンネル登録者200万人を突破する彼らがアニメ作品とタイアップするのは本作が初となる。
本作の挿入歌として書き下ろされた新曲「夏枯れ」のPVは、ノスタルジーを感じさせるような心地よいリズムに合わせて、海を漂流する子どもたちの様子が描かれている。PVには本作の制作過程の映像が使用されており、公開までの期待がより高まるような仕上がりとなっている。
作詞・作曲・ボーカルを担当するACAねは、「制作にあたり石田監督から物語としての想い/ヒントをいただき、すぐさまメモやら何やら広げながら取りかかると普段の自分とも繋がりました。季節が暮れるたび枯れるたびに想いを馳せてしまうような作品に浸りながら新たな夏の曲を作らせていただきました」とコメントしている。
アニメ映画『雨を告げる漂流団地』は、2022年全国公開、Netflixにて全世界独占配信。