『ドラえもん』、感動の名作が再び 「台風のフー子」役を東山奈央が熱演
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■東山奈央(フー子役)コメント
――『ドラえもん』への出演が決まったときの心境をお聞かせください。
『ドラえもん』シリーズは、『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』に登場するマンモス型の生き物パオパオで出演させていただいて以来になります。また『ドラえもん』の世界に入ることができるなんて……出演が決まったときには本当にうれしく思いました!
以前の映画のアフレコのときに、ゲストキャラクターの私にもメインキャストの皆さんがあたたかく接してくださったことがとても心に残っていて、またあの素敵な空間にお邪魔させていただけるんだと思うと、ダブルの意味で嬉しかったです。
――原作でも有名なエピソード『台風のフー子』。フー子役を演じるにあたって心がけたことは?
台本を読んだとき、約10分の物語とは思えないほどの大きな感動がありました。「フー、フー」という言葉だけで、ときには全力で喧嘩して、ときには全力で愛を伝えて、のび太たちと心を通わせていくフー子をいとおしく感じました。収録のときは無心でフー子を感じて演じさせていただきました。充実した楽しいアフレコだったと記憶しています。
――アフレコはいかがでしたか? 収録した感想を教えてください。
アフレコが終わったときにドラえもん役の水田わさびさんが「久しぶりだね!奈央ちゃんのフー子、とてもよかったよ!」と声をかけてくださって、わああっと光栄な気持ちでいっぱいになりました。原作ファンの方々に大切にされているお話ということを伺って、大事な役回りを預けていただけたことに改めて感慨深い気持ちになりました。今回のフー子像も多くの皆さまに愛していただけたらうれしく思います。
――ご自身にとって、ドラえもんはどのような存在でしょうか?
私が子どもの頃、ドラえもんは平日の夜にやっていました。学校が終わって、そのまま塾に行って、くたくたになって家に帰ってきて、家族でご飯を食べながらドラえもんを見る時間は、1週間のなかでいちばんの楽しみでした。物心がついたときには側にいたドラえもんたちは、私にとって旧い友人のようです。いちばん好きなひみつ道具は“どこでもドア”、いちばんほしいひみつ道具は“とりよせバッグ”です(笑)
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いいたします!
今回のお話が、切なくもあたたかい気持ちになれるような、皆さんにとっても思い出深いものになることを願っています。素敵な物語に関わらせていただき、ありがとうございました! どうぞお楽しみください!