ジョニー・デップ、指先切断の真相について、アンバー・ハードと証言が食い違う
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先週から米バージニア州で始まったジョニー・デップとアンバー・ハードの名誉毀損裁判。ジョニーが証言台に立ち、本人の口からさまざまな証言が飛び出す中、2015年にジョニーが指先を切断した状況について、アンバーとの主張が食い違っているようだ。
【写真】裁判初日、裁判所前で目撃されたジョニー・デップとアンバー・ハード
この裁判は、アンバーが米ワシントンポスト紙の意見記事の中でDV被害を告白したことについて、名指しこそしないものの加害者がジョニーであると示唆したとし、彼女を相手取り名誉棄損で訴えを起こしているもの。アンバー側も反訴しており、直接対決の様相を呈している。
現地時間20日、前日に続いて証言台に立ったジョニーの口から、2015年3月に映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』撮影のため滞在していたオーストラリアで、指先を切断した時の様子が語られた。
EWによると、その日2人は、婚前契約について口論になっていたと言い、エスカレートしたのを受け、ジョニーは一旦バスルームに退避したそうだ。その後ウォッカを飲み始めたところ、「また飲むのね! あなたはモンスターよ!」とアンバーが激高し、ウォッカのボトルを投げつけた。「見ると、指先が切断されているのがわかりました。肉の部分と骨が露出しているのが見え、血が流れていました」と証言した。
また、「神経衰弱がどんな感じが分かりませんが、自分の経験ではそれに一番近かったと思います。何もかも意味が分かりませんでした。心の奥底では、こんなの人生じゃない。誰もこんな目に遭うべきじゃないと思いました」と振り返った。
これに対し、翌日アンバーの弁護士から反対尋問が行われ、この証言を覆す音声や画像が提示されたそう。
Daily Beastによると、「二度と指を切らないようにという戒めのために、左の中指を(自分で)切り落としました」と医師に向けてジョニーが書いたというメールが公開されたそう。これは、18日にデヴィッド・キッパー医師証言録取が公開された際にも明かされていた。
さらにこの日は、「自分の指を切り落としてしまった」とジョニーが語る音声も流されたが、これについては、ジョニーが「僕の指が切れてしまった」と言っているように聞こえる、と反論したという。
ジョニーはこの傷について、アンバーから受けたいくつかの虐待のうちの1つだと証言している。
なお2016年には、2人の泥沼離婚バトル中に、ジョニーの指切断の写真が流出していた。