『犬王』2人の主人公の魂が共鳴する新予告“バディ編”解禁
湯浅政明が監督を務める長編アニメ映画『犬王』より、2人の主人公の舞と魂の叫びが印象的な新映像「新予告 バディ編」が解禁された。
【動画】犬王と友魚の魂が共鳴! 映画『犬王』新予告 バディ編
本作は、室町の知られざるポップスター【犬王】から生まれた物語を変幻自在のイマジネーションで描くミュージカル・アニメーション。湯浅政明(監督)×野木亜紀子(脚本)×松本大洋(キャラクター原案)×大友良英(音楽)といったクリエイターが集結。古川日出男の小説『平家物語 犬王の巻』を原作に、室町時代に人々を熱狂させた実在の能楽師・犬王と、そのバディである琵琶法師・友魚の友情を描く。
時代の寵児としてスターダムを駆け上がっていく2人の少年の物語は最後まで予測不可能。室町時代を舞台にしながらもロックやヒップホップのような楽曲を大胆に表現し、日本だけでなく海外からも“ロックオペラ“と評されている。
新たに解禁された映像は、異形として生まれながらも人並外れた能楽師の才能を持つ犬王と、平家の呪いによって視力を失い、琵琶法師として生きる友魚の出会いから始まる。友魚が奏でる琵琶の音を聞いた犬王は自由に舞い、踊り…一瞬にして魂を共鳴させる2人。「ここから始まるんだ、俺たちは!」乱世を生き抜くバディとなった2人は、歴史の中に埋もれてしまった語られざる平家たちの物語を奏でる。
特異な体つきを生かして斬新な舞を見せる犬王と、魂の叫びともいうべき圧倒的歌声で語る友魚。それぞれに芸の道を歩みながら、型破りで都の人々を熱狂させてやまないパフォーマンスは時の将軍・足利義満の耳にも入り、2人は一世一代の大舞台に立つことになる。犬王が意味深に語る「最後の舞台になるかもしれない」という言葉の意味とは? そして、2人を待ち受ける運命とは…?
また、本作を一足早く観劇できる先行上映会のチケットの一般販売が4月29日よりスタートした。
映画『犬王』は、5月28日より全国公開。