市原隼人が男泣き! 「みなさんに会えてうれしい」思いあふれ、会場から温かい拍手
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俳優の市原隼人が2日、都内で開催された『劇場版 おいしい給食 卒業』完成披露上映会に出席。主演の市原はたびたび涙を浮かべながら「本当に心から感謝しています」とファンへの思いを語った。
【写真】涙をぬぐう市原隼人
本作は、1980年代のある中学校を舞台に、給食マニアの教師・甘利田幸男(市原)と、給食マニアの生徒・神野ゴウ(佐藤大志)のバトルを描く学園グルメコメディの劇場版第2弾。2人の長き戦いが、ゴウの義務教育最後の年についに完結する。この日は共演した佐藤大志、土村芳、勇翔、田村侑久、登坂淳一(MC兼任)、いとうまい子、綾部真弥監督も出席した。
市原にとって、久しぶりの有観客イベントとなったきょう。舞台あいさつの前には自らの提案で、劇場入り口で観客を“甘利田”として出迎えた市原は「本当にみなさんに会えて、うれしい気持ちであふれています。いろんなことがあって、人と会う機会が少なくなって、こうして舞台あいさつでみなさまがいらっしゃることもなくなり…。そして今、今日こうしてみなさまとお会いできること、本当に心から楽しみにしていました」と感慨深げにコメント。
「シーズン2が生まれる奇跡をくださったみなさまに、エールを送る形が、第2弾の映画となりました。本当にこの『劇場版 おいしい給食 卒業』というものが生まれたのは、ひとえに、この作品を好いてくださり、応援してくださるお客様のお気持ちのたまものです。本当に心から感謝しています」とも。
さらに「やっぱり僕らは、お客様に楽しんでいただくために、ドラマや映画や舞台があって、そのために一生懸命現場で汗をかきながら、美術スタッフと僕ら共演者と制作サイドで共闘しながら、どうしたらお客様に楽しんでいただけるかなって、その気持ちだけでこの劇場版の現場に立っていました。本当に心から感謝していますし、いつも目には見えない力をいただきありがとうございます」とファンに感謝の思いを語った。
その後、本作ではどんな甘利田が見られるのかと聞かれた市原は「一回泣いていいかな?」と目元をぬぐい、ファンからは温かい拍手が送られた。これに照れ笑いを見せた市原は「卒業に向けて、あの日あの時あの場所で、あの人と過ごしたことは、生涯忘れられないだろうなというような思いを詰め込んだ作品になっています」と話していた。
『劇場版 おいしい給食 卒業』は5月13日より公開。