『ダーティ・ダンシング』続編製作! 舞台は90年代に ベイビー役ジェニファー・グレイ続投
1987年に公開された名作青春ダンス映画『ダーティー・ダンシング』の続編が製作されることがわかった。舞台を90年代に移し、ベイビー役のジェニファー・グレイが再演。2024年公開をめどに年内に撮影を開始する予定。
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『ダーティ・ダンシング』は、1980年代を代表する青春ダンス映画。裕福な家庭に育った17歳の少女ベイビーが、避暑地で刺激的な踊りで周囲を魅了するダンサーの青年ジョニーと出会い、ダンスと恋を通じて成長するさまが描かれる。
主題歌「タイム・オブ・マイ・ライフ」もヒットし、アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞、グラミー賞でそれぞれ主題歌賞を受賞した。ジョニー役を演じたパトリック・スウェイジは、惜しくも2009年にこの世を去っている。
続編でメガホンをとるのは、『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』のジョナサン・レヴィン。ジョナサンは先にプロデューサーとして関わることが決まっており、エリザベス・チョムコとともに脚本も手掛ける。オリジナルでベイビーを演じたジェニファー・グレイが続投し、製作総指揮としても参加する。
オリジナルの舞台は、1963年の夏だったが、続編では約30年後の1990年代を舞台に描かれるという。
ジョナサンは「オリジナルの『ダーティ・ダンシング』はずっとお気に入りの作品でした。続編を監督することになるとは想像もしませんでした」とコメント。
続けて、「脚本の共同執筆を通して、新旧のキャラクターと恋に落ち、1990年代のニューヨーク・キャッツキルや、オリジナルに登場する楽曲から90年代のヒップホップまで、当時の音楽に惚れ込みました。ジェニファーと共に、美しい夏とロマンス、そしてダンスの物語を、新しい世代のファンにお届けするのが待ち切れません。またオリジナルのファンには、みなさんの子ども時代を台無しにしないことをお約束します」と決意を語った。