「ハンサムすぎてムカつく」若かりしジョニデの貴重姿も! 『シェイン』本編映像解禁
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ジョニー・デップが製作を手掛けた、伝説のパンク・バンド「ザ・ポーグズ」のフロントマン、シェイン・マガウアンの人生に迫るドキュメンタリー映画『シェイン 世界が愛する厄介者のうた』より、若かりし頃のジョニーの姿も収めた本編映像が解禁された。
【動画】若かりしジョニデの貴重姿も! 『シェイン』本編映像
アイリッシュ・パンクという一大ジャンルを築き上げた、伝説の英パンク・バンド「ザ・ポーグズ(THE POGUES)」。本作は、そのフロントマンで、多くのミュージシャンが愛して止まない天才シンガー、シェイン・マガウアンの破天荒すぎる音楽人生を、彼の30年来の友人であるジョニー・デップが製作を手掛け、監督を『セックス・ピストルズ/グレート・ロックンロール・スウィンドル』などのジュリアン・テンプルが務めて映画化したドキュメンタリー。第68回サン・セバスチャン国際映画祭で審査員特別賞を受賞した。
本作では、爆弾発言だらけのシェインのインタビュー映像や貴重なライブ映像を収めているほか、米国の作家ハンター・S・トンプソンとのコラボで知られるイラストレーター、ラルフ・ステッドマンによるアニメーションをコラージュし、彼の半生を丸裸にしていく。また、プライマル・スクリームのリード・シンガー、ボビー・ギレスピーやジョニー・デップ本人がインタビュアーとして出演している。
親しくなる前からシェインの作品の大ファンだったというジョニーは「彼を非常に尊敬していて、彼の輪の中に温かく迎え入れてもらった。その後、長い年月をかけて、私たちは一緒に多くのことを経験してきた。あまりにも多くのことを」とシェインへの熱い想いを明かす。本作の製作については「20世紀の最も重要なアーティストの一人であり、人々に愛された詩人でもあるシェインの決定版な映画を製作できることを光栄に思います」とコメントしている。
今回解禁されたのは、ジョニー・デップとシェイン・マガウアンが本音で語り合う姿を、過去の映像も交えながら収めた本編映像。シェインの楽曲でジョニーがミュージックビデオの監督と出演を務めた「That Woman’s Got Me Drinking」の映像が映し出され、「僕らの付き合いは? もう30年ほどかな。もっとかも」とジョニーが過去を振り返る。2人の若かりし頃の様子が垣間見える中、「君は変わらない。甘ったるい顔をした、お砂糖野郎だ。ハンサムすぎてムカつく」と思わず本音を漏らすシェインに、ジョニーは爆笑。2人の仲の良さ、長年にわたる絆がうかがえる本編映像となっている。
また今回、本作の公開を記念し、オリジナルTシャツとB2ポスターを劇場(一部)にて数量限定で販売することが決定。Tシャツは、シェインが魂を込めて歌う様子が大きくプリントされたクールなデザインとなっている。
映画『シェイン 世界が愛する厄介者のうた』は、6月3日より全国順次公開。