ムロツヨシがイメージを覆す重厚演技 『雨に消えた向日葵』予告＆ポスター解禁
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7月24日から放送・配信スタートする俳優・ムロツヨシ主演『連続ドラマW 雨に消えた向日葵』（WOWOW）より、オールキャスト、予告映像、ポスタービジュアルが解禁された。
【動画】ムロツヨシ主演『連続ドラマW 雨に消えた向日葵』予告映像
本作は、吉川英梨の小説『雨に消えた向日葵』（幻冬舎文庫）を原作に、ある少女失踪事件の真相を追う刑事と、失踪した少女の家族の苦悩と執念の日々を描いたヒューマンミステリー。「連続ドラマW」初主演のムロが、自身の妹をある事件から守れなかったことに大きな後悔を抱えながら、まるで罪滅ぼしであるかのごとく懸命に少女失踪事件の捜査にあたる刑事・奈良健市を演じ、少女の父・石岡征則役を佐藤隆太が務める。
今回、ムロと佐藤を取り巻くオールキャスト陣が解禁。奈良の妹・真由子役には平岩紙。少女時代に自身の身に降りかかったある事件を機に心を閉ざす真由子は、奈良が刑事を志すきっかけとなった重要人物。真由子を守れなかったことに大きな後悔を抱える奈良と、自分が奈良の人生を変えてしまったと罪悪感を抱える真由子の物語は、少女失踪事件の真相をめぐる縦軸とともに、本作の重要な見どころとなる。
奈良とともに事件の捜査に挑む埼玉県警の刑事を演じるのは、今野浩喜、堀部圭亮、中越典子。今野は奈良のバディとして捜査に当たる坂戸署刑事課強行犯係の刑事・奥村悠太を、堀部は奈良を信頼し支える埼玉県警捜査一課調査官・比留間賢作を、中越は奈良の同期の刑事で真由子の事件についても知るよき理解者・大前緋沙子をそれぞれ演じる。
そして、物語の発端となる失踪した少女、葵の母・秋奈役には遊井亮子。娘の無事を祈り執念の捜索を続ける石岡家には、マスコミによる報道被害や世間からのあらぬ誹謗中傷など、さまざまな試練が訪れる。そのほか、阪田マサノブ、加治将樹、坂田聡、小松利昌、米倉れいあ、沢井美優、梅沢昌代らが出演する。
ある豪雨の日、向日葵の咲く田んぼ道で、小学5年生の少女・石岡葵（大島美優）が傘1本だけを残し、忽然（こつぜん）と姿を消した。埼玉県警捜査一課の警部補・奈良健市（ムロ）が、失踪の一報を受け現場へ急行すると、そこには捜索活動に参加する葵の父・征則（佐藤）の姿があった。妻・秋奈（遊井）と離婚調停中で葵たちとは別居していたが、知らせを受けて飛んできたのだという。
葵の失踪は誘拐か、事故か、あるいは両親の不仲を理由にした家出か。捜査が難航する中、征則ら家族の悲痛に向き合う奈良も、妹・真由子（平岩）のことで苦悩を抱えていた。真由子は過去に暴漢に襲われて以来心を閉ざし、奈良はその事件を機に刑事を志したのだ。妹を守れなかった後悔を胸に、何としても葵を探し出したい奈良と、娘の無事を一途に願い続ける家族。情報が錯綜（さくそう）し、家族が焦燥にかられる中、奈良は執念の捜査で真相に迫っていく。
予告映像は、少女の失踪に翻弄される登場人物たちを、キャスト陣が熱演する姿を収めたもの。ムロがこれまでのイメージを覆すような、重厚な演技を見せる姿が印象的な予告となっており、捜査が進まないもどかしさから声を荒げる姿からは迫力を感じる。果たして“守れなかった”者たちが織りなす、後悔と再生の物語の行方は。
ポスタービジュアルは、ムロ演じる刑事・奈良が道端に咲く一輪の向日葵に触れようとし、少女の父・征則（佐藤）がその姿を見つめる一瞬を切り取ったデザイン。向日葵の咲く季節に忽然と姿を消した少女・葵の無事を信じて捜索を続ける2人の、絶望と希望が交錯する複雑な心模様が表現されている。
『連続ドラマW 雨に消えた向日葵』は、WOWOWにて7月24日より毎週日曜22時放送・配信。全5話。
