阿部寛、初の配信ドラマ&久々のラブストーリー出演 『すべて忘れてしまうから』哀愁あふれる場面写真公開
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俳優の阿部寛が、ディズニープラス「スター」の日本発オリジナルドラマシリーズ『すべて忘れてしまうから』で主演を務めることが発表された。また、本作の日本での配信時期は9月に決定。哀愁あふれる場面写真も解禁された。
【写真】『すべて忘れてしまうから』阿部寛、久々のラブストーリー出演へ
燃え殻の同名エッセーをドラマ化する本作は、消えた“彼女”の謎が心を惑わす、ミステリアスでビタースイートなラブストーリー。日本発のディズニープラス「スター」オリジナルドラマシリーズとして初めての配信作品となり、日本から世界へ順次配信される予定だ。
阿部が演じるのは、現実から逃げたくて書いた小説が、たまたま小さな出版社の目に止まり、大した賞も大ヒット作もないまま小説を描き続けているという地味で主体性がないミステリー作家“M”。本作は、長年俳優として第一線で活躍してきた阿部にとっては、キャリア初の配信ドラマ出演、かつ『まだ結婚できない男』(2019)以来となる久々のラブストーリー作品への出演となる。
ハロウィーンの夜に、彼女が消えた―。阿部が演じるミステリー作家“M”は、5年間付き合った恋人“F”とハロウィーンの夜にささいなことでけんかをする。何となく連絡を取らないまま3週間ほどたった時、Mは周囲から促され、突如失踪した彼女を探し始める。しかし周囲から語られるFはMの知る彼女とは全く異なるもので、次第にFの秘密が明らかになっていく…。
5月、都内の小さなバーカウンターでクランクインを迎えた本作。スタッフが「主演M役、阿部寛さんです!」と紹介すると、阿部に向けて大きな拍手が贈られ、撮影は和やかな雰囲気の中で開始した。
阿部はクランクイン初日、「久しぶりに日常を描く作品をやらせていただくので、自分の中で、今の年齢だからこそ、日常の何気なさからくる新たな発見みたいものがどのくらいできるのかな?という自分の内面に新たに挑戦する作品になるかなと思っています」と、本作に出演する上で挑戦があったことを明かした。
また、初めて台本を読んだときの印象を「日常の細かいことを主人公が何気ない会話で語っていくことが、自分の心に刺さっているとげのようなものをいつの間にか取り除いてくれるような、そんな心の優しい物語になっていくと思うんです。大きな事件だけでなく、小さなことが特別なことだったりするから、そういうのに気づかせてくれるような作品なんだと思います」と語った。
さらに、本作の撮影にあたっては、「自分としてもあまり今までやったことがない、見たことがない自分が少しでもそこにいてくれるといいなと。できるだけ耳をたてて現場におとなしく存在したいなと思います」とコメントしている。
阿部演じる主人公“M”の画像も解禁。気難しそうにパソコンで原稿を書く姿、猫背気味でどこか自信なさげにバーカウンターに座る姿からは、阿部の近年の力強いキャラクターとは一線を画す新しい一面がうかがえ、情けなさと哀愁あふれるキャラクター性が画像からも伝わってくる。
ドラマオリジナルロゴも完成。原作のロゴとは別デザインのドラマロゴは、文字の一部が欠けたデザイン。大切な人のことを全て知っているつもりでも、その人との何気ない毎日の一瞬一瞬を、私たちは「すべて忘れてしまう」ことも多く、実際はその人のごく一部しか分かっていないのではないかという事実を暗に突き付けているような、作品の内容を表したデザインとなっている。
オリジナルドラマシリーズ『すべて忘れてしまうから』は、ディズニープラス「スター」にて9月配信予定。
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