生駒里奈主演『OTHELLO』に森脇健児がゲスト出演 原作・脚本の鈴木光司が誕生秘話を語る
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女優の生駒里奈が主演を務めるドラマ『OTHELLO(オセロ)』(ABCテレビ、テレビ神奈川)の第3話(8月23日放送)に、森脇健児が物語中盤のカギを握る怪しいテレビ局プロデューサー役でゲスト出演することが発表された。また、第4話に謎の霊能力者役でカメオ出演する原作・脚本の鈴木光司のスペシャルインタビューが解禁された。
【写真】生駒里奈主演『OTHELLO』に出演する森脇健児、鈴木光司
本作は、「リング」「貞子」シリーズで世界にジャパニーズホラーブームを巻き起こした鈴木光司による、オリジナル最新作のホラーサスペンス。
舞台は、とある大阪の小劇団。念願の東京公演を間近に控え、稽古に励む劇団員たち。そんな彼らに、次から次へと襲い掛かる怪奇現象。劇団の看板女優・山口麻依(生駒)は、舞台を成功させるべくヒロインの役を全うしようと懸命に努力するが、劇団員たちに疑心暗鬼の渦が巻き起こり…。
今作が連続ドラマ初主演となる生駒里奈は、劇団の看板女優・山口麻依と、病でこの世を去った麻依の姉・真理子の一人二役を演じている。
第3話では、怪奇現象の数々が劇団の売名行為になるとたくらむ劇団の主宰者・重森(橋本じゅん)が、知り合いのテレビ局プロデューサー・斉藤(森脇)に「幽霊騒動」を特集してもらおうとお願いするのだが…。斉藤の登場により、さらなる不可解な現象が巻き起こる。
森脇は「今回演じるのはテレビプロデューサー! 『こんな人、おったな~』を想定して演じさせて頂きました。撮影現場は何度もリハーサル、自主トレをしてお芝居を固め、アドリブなども飛び交う和やかな雰囲気でした。真夏の夜にホラードラマ『OTHELLO』を見て全身凍り付いてください。ドラマで怖がるには、素直、謙虚、感謝の気持ちで見るとより一層、楽しく怯えてもらえます」とコメントしている。
一方、鈴木光司はインタビューで、「この作品では“怖さと笑い”その感情の振り幅を急傾斜であっちこっちに揺さぶって、観た後には突き抜けたような開放感を味わえる作品を目指しました。ホラーの“あるある”には決して陥らない、新しいホラー作品ですよ」と語った。
また、劇団の稽古場で怪奇現象が起こるという設定については「僕自身、作家になる前に劇団で文芸演出部に所属していたんです。そのときの経験がモチーフになっています。実は、登場人物の遠山(須賀健太)は、劇団時代の僕がモデルでもあるんですよ。僕自身は怖い体験をしたことはないんですが(笑)。ただね、劇場や稽古場って怪奇現象の宝庫でもあるんです。逃げ場もないですし、古ければ古いほどいわくつきの話が出てくる…」と明かした。
ドラマ+『OTHELLO』は、ABCテレビにて毎週日曜24時25分、テレビ神奈川にて毎週火曜23時放送。
鈴木光司のインタビュー全文は以下の通り。