松本優作演出、大滝詠一「夢で逢えたら」MVロングバージョン公開 松尾潔が父親役で演技初挑戦

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新宿武蔵野館にて8月18日に一夜限りで特別上映された大滝詠一「夢で逢えたら」ミュージックビデオのスペシャルロングバージョンが、YouTubeにて公開された。松本優作監督の映画『ぜんぶ、ボクのせい』に出演する川島鈴遥と白鳥晴都が母を亡くした姉弟役で再共演しているほか、大滝と親交のあった音楽プロデューサーの松尾潔が、2人の父親役で演技初挑戦している。
【動画】川島鈴遥、白鳥晴都、松尾潔が出演 大滝詠一「夢で逢えたら」MVロングバージョン
同曲をエンディングテーマに使った映画『ぜんぶ、ボクのせい』では、母に会いたい一心で児童養護施設から飛び出す少年・優太を白鳥、同じ孤独を抱え生きる女子高生のヒロイン・詩織を川島が演じる。松本監督が5月に新たに撮り下ろした「夢で逢えたら」ミュージックビデオでは2人が再共演し、大学生の姉サツキ役を川島、悩みを抱え引きこもりがちな弟ハル役を白鳥が演じた。
「夢で逢えたら」は大滝がコンポーザーネーム“大瀧詠一”名義で作詞・作曲した楽曲で、100曲を超えるカバーバージョンが存在するスタンダードナンバー。このたび、大滝本人が歌う「夢で逢えたら」に、本作のエンディングテーマのために初めて5.1chミックスを施した。この初の5.1chミックスは映画館で体験することができる。
そして、8月3日発売された「夢で逢えたら」の7インチ・シングルレコードがオリコンシングル・デイリーランキングで10位を記録。ほぼCDパッケージで占められるオリコンシングル・デイリーランキングの中、いわゆる「ドーナツ盤」の7インチ・アナログレコードがTOP10入りするのは異例と言える。
すでに解禁されている「夢で逢えたら」ミュージックビデオは、閉園した遊園地に忍び込みサツキが母との思い出の曲「夢で逢えたら」のカセットテープを再生するシーンから始まるが、今回解禁されたスペシャルロングバージョンは、サツキとハルが遊園地に訪れる前のストーリー。サツキとハル、父の3人の家族の物語が描かれている。
大滝詠一「夢で逢えたら」ミュージックビデオのスペシャルロングバージョンは、YouTubeにて公開。