オダギリジョー脚本・演出＆警察犬役の『オリバーな犬』続編、9月放送へ 未公開映像を含む前作の特別版も
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俳優・オダギリジョーが脚本・演出を手掛け、2021年秋にNHK総合にて放送されたサスペンスドラマ『オリバーな犬（Gosh!!）このヤロウ』。そのシーズン2が、9月20日より3週にわたって、NHK総合・22時台のドラマ枠「ドラマ10」にて放送されることが決定。オダギリと主人公・青葉一平を演じる池松壮亮からコメントが到着した。
【写真】オダギリジョー、脚本・演出作でシェパード犬に 『オリバーな犬』シーズン1場面写真
オダギリが「犬の着ぐるみ」姿で登場し、ぐうたらな「警察犬」を演じたことで話題を呼んだ昨年のシーズン1。池松演じる主人公、警察犬係のハンドラー・青葉一平との「名（迷？）コンビ」ぶりや多彩すぎる出演者で世の中をにぎわせた。
9月に放送するシーズン2は、シーズン1の10日後という設定。これまでの物語の流れを引き継ぎ、前作の出演者もそのままにストーリーが展開する続編。シーズン2から参加する、新たな豪華出演者も多数登場予定。謎のまま幕を閉じた物語は、どのような結末を迎えるのか。
今回、初めて発表するシーズン2のビジュアルでは、地面に横たわる一平とオリバーの姿が。これは、平和な安息の時間なのか、それとも不穏な展開の予兆なのか。はたまた、全く本編とは関係ないのか…（オダギリが敬愛するジム・ジャームッシュ監督へのオマージュなだけなのか）。見る人の予想を心地よく裏切るオダギリ監督の世界観に期待が高まる。
また、シーズン2放送直前には、昨年惜しくも放送には入り切らなかった未公開映像20分以上（※3話分）を含めたシーズン1の「特別版」を放送予定。オダギリ自ら編集を見直し、全く新しい作品として再構築。さらに9月には、NHK放送博物館にて「オリバー展」（仮）も開催予定だ。
オダギリは「シーズン2って大体失敗するものですが（苦笑）。ギャラクシー賞から返還を求められるような、そんな作品にしたいと思っています。こんな時代だからこそ、少しでも現実を忘れられるようなくだらない作品を目指しました。遂にNHKから怒られてしまうのか、ご期待下さい！」とコメント。
池松は「この度オリバー シーズン2をお届け出来ることをとても嬉しく思っています」と喜びの声を。「前回みていただいた方にも、そうじゃない方にも、若い方にもご年配の方にも、犬より猫派という方にも、どんな方でも楽しんでもらえる変なドラマになっています。さまざまなキャラクターによる混沌とした笑いと争いと協力。混沌とするこの世界に、あの変な犬と厄介で可笑しな人たちが帰ってきます。沢山笑って、ほんの少しだけ感動してもらえることを願っています！」と言葉を寄せている。
ドラマ10『オリバーな犬（Gosh!!）このヤロウ』シーズン2は、NHK総合にて9月20日・27日・10月4日各22時放送。同シーズン1「特別版」は、NHK総合にて9月16日24時25分より第1～第3話一挙放送。
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