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柄本時生、秋元康企画・原案ミステリー『差出人は、誰ですか?』で初の教師役

ドラマ

 スター育成プロジェクト『私が女優になる日_』2代目グランプリの幸澤沙良が主演する10月スタートのドラマ『差出人は、誰ですか?』(TBS系/毎週月~木曜24時40分)に、俳優の柄本時生が自身初の教師役で出演することが発表された。

【写真】秋元康企画・原案ドラマ『差出人は、誰ですか?』10月開始 主演は16歳、幸澤沙良に

 本作は、秋元康が企画・原案を手掛ける、完全オリジナル脚本の学園ヒューマンミステリー。テーマは、「SNS社会に生きる若者たち」。情報収集や連絡手段だけでなく、人と人との大事な感情のやりとりすらSNSを通じて行われることが当然になった社会に警鐘を鳴らし、若者たちに向けて、「本音で人と向き合うこと」「匿名を使わずに相手に気持ちを伝えること」の大切さを、「手紙」というアナログなツールを使って描いていく。

 物語の始まりは、夏休み明けの2学期を迎えた2年D組の新学期初日。主人公・桑鶴美月の担任の国語教師・立花純太が突然、「手紙ゲーム」の始まりを告げることから物語が動き出す。必ず一人1通、クラスの誰かに手紙を書くのだが、差出人は匿名でいい代わりに本音を書かなければいけないというもの。その後、次々に明かされていく「手紙」の内容。匿名で書かれた手紙には愛の告白から暴露話まで衝撃的な内容が書かれており、「手紙ゲーム」は予想外の盛り上がりを見せていく…。

 主人公・美月を演じるのは、TBSドラマ主演女優の座をかけた「TBSスター育成プロジェクト『私が女優になる日_』season2」のオーディション番組で、応募総数約5500名の中から視聴者投票で1位に輝いた女優の原石・幸澤沙良。美月は人に嫌われたり目立ったりすることが嫌いな「ことなかれ主義」な高校生だ。そんな美月のクラスメートで、クラスの王様・成田育役を櫻井海音、美月が思いを寄せる相手・一ノ瀬斗也役を藤原大祐が演じる。

 柄本時生が演じるのは、「手紙ゲーム」の発案者である美月の担任の国語教師・立花純太。立花は夏休みが始まった7月の終わりに起きたあることをきっかけに、生徒たちの本音や抱えているものを引き出すために手紙を書かせることを決める。「手紙ゲーム」によって衝撃的な内容が次々に暴露されていく中、立花の無責任に見える態度に美月は疑問を感じ始めるが、立花には「手紙ゲーム」を始めたもう一つの重要な目的があったのだ…。

 柄本がTBSドラマに出演するのは火曜ドラマ『わたし、定時で帰ります。』以来3年ぶり。本作出演について「恐らく初の先生役です。若い方々の中で刺激をいただき頑張れたらなと思います」とコメント。

 プロデュースの橋本梓は「2年D組の担任・立花先生は、『手紙ゲーム』によって混乱していく生徒たちを、捉えようのない表情で見守っている謎の人物。このキャラクターが固まったとき、すぐに柄本さんの顔が思い浮かびました。表情、たたずまい、声、動作…その一つ一つが気になって仕方がない俳優さんであり、その存在感は唯一無二です。どんな先生が生まれるのか、今から楽しみでなりません」と話している。

 よるおびドラマ『差出人は、誰ですか?』は、TBS系(一部地域を除く)にて10月より毎週月曜~木曜24時40分放送。

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