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阿部寛主演『すべて忘れてしまうから』、追加キャストに酒井美紀 キャラクターポスターも解禁

ドラマ

ディズニープラス『すべて忘れてしまうから』キャラクターポスター
ディズニープラス『すべて忘れてしまうから』キャラクターポスター(C)Moegara, FUSOSHA 2020

関連 :

阿部寛

酒井美紀

Chara

宮藤官九郎

大島優子

 9月14日配信開始となる阿部寛主演のディズニープラス「スター」日本発オリジナルドラマ『すべて忘れてしまうから』の追加キャストとして、酒井美紀の出演が発表。物語の重要なカギを握る“F”の姉役を演じる。併せて、阿部演じる主人公“M”と新キャストのキャラクターポスターも解禁となった。

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 作家・燃え殻の同名エッセーをドラマ化する本作は、ハロウィーンの夜に突如姿を消した“恋人”をめぐる、ミステリアスでビタースイートなラブストーリー。

 阿部演じる、流されるままに生きるそこそこ売れっ子のミステリー作家“M”は、消えた恋人“F”を探すことに。しかし、次第に“M”の知らなかった“F”の一面や秘密が明らかになっていく…。また、そんな主人公の“M”が通う行きつけであり、ハロウィーンの夜に彼女が消えた場所でもある、物語のキーとなる舞台“Bar灯台”のオーナーを、1996年公開の『スワロウテイル』以来26年ぶりの演技となり、配信作品はもちろん、ドラマ作品への出演も初となるCharaが演じ、同じバーで働く元バンドマンの料理人役を宮藤官九郎が務める。さらに、“F”と何やら関係のある謎の美女役で大島優子の出演が発表されたばかり。

 “F”失踪後、“M”の前に現れた“F”の姉(酒井)から明かされるのは、“M”が“5年も付き合っていたにもかかわらず全く知らなかった“F”の一面。姉が“F”を必死に探す理由は、姉妹だから身を案じているというわけでもなさそうで。謎が深まる“F”が失踪した真相とは―。

 新たに出演が発表された酒井は、今回で2回目となる阿部との共演について「役のプランをとても緻密に考えていらっしゃって、学ぶことが多くありました」と、阿部の演技への姿勢に刺激を受けたことを明かした。

 また自身が演じる“F”の姉役については、「台本を初めて読んだ時クエスチョンだらけでした(笑)」と最初は理解が難しかったようで、キャラクターについては、「“F”の姉のちょっと大胆な行動は、思い込みや裏切られているかもしれないと思う心の動揺と彼女の煩悩を表現していると受け取って演じました。めったにみないキャラクターでとても楽しかったです」と、演じる上で彼女の行動から自身が感じたことを表現しつつ、楽しみながら演じられた様子。

 最後に「このドラマは、主役に正式な名前がついていないというとても珍しい作品です! いつもと同じように過ごしていても、人間は世の変化の流れの中で生かされていることに気が付き歩みを進めることがメッセージとしてあると思います。映画のようなお洒落な映像と共に楽しんでいただけたらと思います」とコメントした。

 キャラクタービジュアルでは、近年演じることが多かった力強いイメージの役とは異なる、少し気弱ではかなげな雰囲気を醸し出す小説家“M”役の阿部をはじめ、“M”を翻弄する女性たちが劇中の舞台であるBar灯台のカウンターに腰掛けながらこちらを見つめる姿が写っている。個性あふれるファッションとヘアスタイルに身を包み、Charaらしい一面ものぞかせるカオル。“F”の秘密を知りながら怪しげな笑みを浮かべる謎の美女役の大島、なぜか右目に眼帯を付け、もの憂げな表情を浮かべる“F”の姉役の酒井。

 そして目を引くのは、“M”の横にある突然姿を消した恋人“F”の空いたままになっている席。ラブストーリーでありながら、主人公の恋人が不在という謎に包まれたビジュアルになっている。

 また、物語の重要な鍵を握る登場人物であるにもかかわらず、いまだ発表がなされていない、失踪した恋人“F”を演じる女優について、各キャストからコメントが到着。

 阿部は「“F”役の女優さんとは以前にも共演させていただきましたが、いつも変わらず、彼女が現場に入るとパッと雰囲気が明るくなる。今作品では、恋人役なので長い時間ご一緒させてもらいました。本当に演技力に定評のある女優さんが演じられています。ミステリアスな“F”を皆さんぜひ誰なのかを推理してみてください」と、共演経験があるという大きなヒントを明かした。

 Charaは「初めて撮影した日がハロウィンの夜のシーンで、仮装しているのが本当にかわいくて、もっと仲良くなりたいぜ!って(笑)。だけど、やっぱりカメラの前では本当に全然違っていて、オフスクリーンではものすごく明るくて、役に入っている時からすっと素に戻る感じとか、女優ってすごいなと思いました」と、撮影初日の印象と思い出を楽しそうに明かしてくれた。

 大島は「私の役も“F”と対面しているのは一瞬だけ映っています。しかも衝撃の格好で。楽しそうに真っ赤になっていました。またお会いしたいです」と、“真っ赤”という気になるコメントを寄せた。

 酒井は「お芝居の幅の広い実力派の女優さんです。私もいつかご一緒したいと思っていたので、今回共演できて大変うれしく思っています。普段からとっても気さくな方で、誰に対しても壁のない素敵な女優さんですよ」と念願の共演の喜びを語った。

 全員が口をそろえて語るのは、“F”を演じる女優が持つ「演技力」と「人柄の良さ」。果たして、“F”役を誰が演じているのか。

 ドラマ『すべて忘れてしまうから』は、ディズニープラス「スター」にて9月14日より配信。

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