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『アクターズ・ショート・フィルム3』 高良健吾、玉木宏、土屋太鳳、中川大志、野村萬斎が監督初挑戦

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『アクターズ・ショート・フィルム3』監督に挑戦する(上段左から)高良健吾、玉木宏、(下段左から)土屋太鳳、中川大志、野村萬斎
『アクターズ・ショート・フィルム3』監督に挑戦する(上段左から)高良健吾、玉木宏、(下段左から)土屋太鳳、中川大志、野村萬斎(C)WOWOW

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野村萬斎

 WOWOW開局30周年記念プロジェクト『アクターズ・ショート・フィルム』の第3弾となる『アクターズ・ショート・フィルム3』の製作が決定。各作品の監督を、高良健吾、玉木宏、土屋太鳳、中川大志、野村萬斎が務めることが発表された。5人が監督に挑戦するのは今回が初となる。

【写真】『アクターズ・ショート・フィルム2』にて監督に挑戦した青柳翔、玉城ティナら

 本プロジェクトは、予算・撮影日数など同条件で5人の俳優たちが25分以内のショートフィルムを制作し、米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」(SSFF&ASIA)のグランプリ:ジョージ・ルーカスアワードを目指すもの。

 このたび、第3弾の監督5名が決定。日本アカデミー賞優秀助演男優賞、ブルーリボン賞主演男優賞、ザテレビジョンドラマアカデミー賞主演男優賞を受賞するなど実力派俳優として知られる高良健吾。俳優のほか、カメラマンやミュージックビデオの監督など幅広く活動する玉木宏。日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞するなど女優として活躍する傍ら、大学で舞踊学を専攻しダンサーの顔も持つ土屋太鳳。ドラマや映画で活躍するほか、CM急上昇ランキングで1位を獲得するなど若者から絶大な支持を得ている中川大志。そして、狂言師として演出も手がけ、日本アカデミー賞優秀主演男優賞を2度受賞するなど俳優としても活躍する野村萬斎が務める。

 本作への参加について、高良は「オリジナル脚本であるというルール。このルールにとても惹かれました。日々脚本に向き合いながら、その作業は簡単なものではないけど、自分の中の新しい感覚が生まれたり、元々ある感覚の中からなにかを探したり。いろんな人に助けてもらいながら、憧れだけで終わらせることなく、自分のやりたいことを悔いなくやろうと思います」と意気込みを語る。

 玉木は「頭の中の想像をゼロの状態から形にしていく作業は、とても楽しく、やり甲斐を感じています。同時に、いつも演じる際にはあまり見えていなかった、撮影に至るまでの下準備の大変さも感じ、日頃現場を整えて支えてくれている監督やスタッフに感謝しなければいけないと改めて思いました。この先の撮影と編集、自分の描きたい世界を、心強いスタッフ、キャストに協力していただき、楽しんで臨みたいと思います」とコメント。

 土屋は「基礎を学んでキャリアを積んで、やっと辿り着くのが監督業だということは、痛いほど知っています。私が安易に挑戦していいものだとは思っていません。そして、いざ取り組むスタートに立ってみると、心の中に眠るものを言葉として目覚めさせることがこんなにも大変なことだったのか、ゼロから作品の世界を探っていくことがこんなにも難しいことだったのか、あらためて痛感しています。魂を込め、真摯に向き合いたいと思います」と心境を明かす。

 中川は「小学生の頃、初めて映画の現場に立った時の事を鮮明に覚えています。戦場のシーンでした。あれからずっと、お客様に届く瞬間を想像しながら、制作費と時間と労力をかけてエンターテイメントを創り上げる時間が僕は大好きです」と撮影現場への熱い想いを明かし、「こんなにも贅沢な環境で監督に挑戦させてもらえる事に感謝します。俳優だからこそ見える景色を大切に、今しか撮れない瞬間を切り取りたいです」と抱負をコメント。

 野村は「台本作り、撮影方法など、作品ができていく過程が楽しく、演者ではなく作り手として参加することを嬉しく思います。作品としては、舞台でも長年温めてきたテーマを映像化することに挑戦しています。野村萬斎ならではの目線が現れれば、また一興かと。失敗を恐れず、遊び心満載で作って参ります」と語っている。

 『アクターズ・ショート・フィルム3』は、WOWOWにて2023年放送・配信。

 ※コメント全文は以下の通り。

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