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森七菜&奥平大兼W主演に原作者も太鼓判! 『君は放課後インソムニア』実写映画化

映画

映画『君は放課後インソムニア』W主演(左から)森七菜、奥平大兼
映画『君は放課後インソムニア』W主演(左から)森七菜、奥平大兼(C)オジロマコト・小学館/映画「君ソム」製作委員会

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 女優の森七菜と俳優の奥平大兼がダブル主演を務める映画『君は放課後インソムニア』が、2023年に全国公開されることが決まった。

【写真】森七菜&奥平大兼W主演で実写映画化される『君は放課後インソムニア』原作書影

 本作は、2019年より「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)にて連載中のオジロマコトによる漫画を、映画『東南角部屋二階の女』(2008)やテレビドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』(2021)の池田千尋が監督を務め、実写映画化。石川県七尾市を舞台に、不眠症に悩む高校生・中見丸太(なかみ・がんた)が、文化祭の準備を抜け出して入った物置になっている天文台で、同じく不眠症の曲伊咲(まがり・いさき)と出会うことから始まる青春ストーリーだ。

 森七菜が演じるのは、不眠症に悩む女子高生・曲伊咲。そして、同じく眠れない夜を過ごし、偶然にも天文台で伊咲と出会う男子高生・中見丸太を演じるのは、映画初主演となる奥平大兼。若手俳優の2人が、物語の舞台でもある石川県七尾市を中心に撮影を敢行。幾分早く訪れた夏空と、海や山に囲まれた土地に流れる空気感の中、池田監督演出のもと、細かく揺れ動く主人公の心情を体現している。

 森は「もしこの作品を実写化するなら絶対参加したい。という気持ちが当時からありました。お話をいただいた時は驚きと、撮影が待ち遠しくてたまりませんでしたが、石川県七尾市での1ヵ月は想像を遥かに超える魅力的な毎日でした」とコメント。

 奥平は「まず一番最初にこのお話を聞いて台本を読んだとき、僕が演じる中見丸太だけでなく、登場人物全員に惹かれるものがありました。物語の雰囲気も色があって、とてもお芝居するのが楽しそうだなと思っていました。そしてクランクインして石川県の七尾市にお邪魔させていただいて、地域の皆さんがとても優しく、温かくて、すぐに七尾市が好きになりました」と話す。

 池田監督は「森七菜さんと奥平大兼くんは、私の想像など軽々と超えて大きく膨らみ、伊咲と丸太として生きた時間をカメラに焼き付けてくれました。原作に感じた、今この瞬間にしかない奇跡のようなものが、二人が体現することで本当になっていく。そんな日々から生まれた映画です」としている。

 原作者のオジロは「実写映画化に際して、伊咲役の森七菜さんは、写真集を拝見して『伊咲がいる!』と思ったほどイメージぴったりで。勝手ながら、実写化するなら伊咲は森さんしかいない、とずっと思っていたので夢がかなった気持ちです。奥平大兼さんは、以前から出演作を拝見していました。それが本当に素晴らしくて、今回丸太役をやって下さると聞いてとても嬉しかったです」とコメントした。

 映画『君は放課後インソムニア』は、2023年全国公開。

 コメント全文は以下の通り。

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