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“アイコ”松井玲奈が流した涙の意味とは―『よだかの片想い』本編映像解禁

映画

映画『よだかの片想い』場面写真
映画『よだかの片想い』場面写真(C)島本理生/集英社 (C)2021映画「よだかの片想い」製作委員会

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松井玲奈

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 女優の松井玲奈が主演する映画『よだかの片想い』より、主人公・アイコ(松井)と飛坂(中島歩)の初めての出会いを捉えた本編映像が解禁が解禁された。

【動画】アイコ(松井)の心が動き出す瞬間を捉えた、松井玲奈主演映画『よだかの片想い』本編映像

 本作は、作家・島本理生による同名の恋愛小説(集英社文庫)の映画化。主人公の理系女子大生・前田アイコを松井が演じるほか、映画監督の飛坂逢太役で中島歩が共演する。監督は、長編映画監督デビュー作『Dressing Up』(2012)で第14回TAMA NEW WAVEのグランプリや第25回日本映画プロフェッショナル大賞新人監督賞を受賞した安川有果。

 前田アイコ(松井)の顔の左側にはあざがある。幼い頃から、からかいや畏怖の対象にされ、恋や遊びは諦めていた。大学院でも研究一筋の生活を送っていたが、「顔にあざやけがを負った人」のルポルタージュ本の取材を受けて話題となってから、状況は一変。本の映画化の話が進み、友人の編集者・まりえ(織田梨沙)の紹介で、監督の飛坂逢太(中島)と出会う。初めは映画化を断っていたアイコだったが、話をするうちに彼の人柄に引かれていく。飛坂への片思いを自覚し、不器用に距離を縮めていくアイコ。しかし、飛坂の元恋人の存在、そして飛坂は映画化の実現のために自分に近づいたという疑心暗鬼が、アイコの「恋」と「人生」を大きく変えていくことになる…。

 このたび、アイコ(松井玲奈)と飛坂(中島歩)の初めての出会いを捉えた本編映像が解禁された。

 出版社に勤務する友人の穂高まりえ(織田梨沙)からの提案で、アイコは「顔にアザや怪我を負った人」のルポルタージュ本の取材を受けてその本が話題となり、にわかにアイコの生活は変わり始める。そんななか、その本の映画化を希望している監督がいるということで、まりえからの紹介で一度映画監督に会ってみることになるアイコ。映画化には後ろ向きなアイコだったが、まりえの頼みという事もあり、一度だけ会うことを決心する。

 会って早々にアイコを見つめる飛坂に、アイコは少し戸惑いみせる。すると飛坂は、「大好きなんですよ、表紙の写真」と切り出す。驚きつつも、どこかぎこちない表情をみせるアイコに飛坂は、ルポルタージュ本の表紙撮影の現場を見かけた縁でアイコに興味を持ち始めたのがきっかけだったことを告げる。「その時の前田さんの姿がずっと残ってて、強さと恥ずかしさが入り混じった表情が、葛藤しながらも堂々と立っていてきっと頑張っている人なんだろうなって」。そしてその本を偶然本屋で見かけた中島は、「前田さんの語り口が面白くてあっという間に引き込まれて…」と本の感想を伝えていると、戸惑いと緊張の表情から一変、アイコの目には思わず涙があふれる。

 アイコの生き方に惹かれた気持ちを真っ直ぐに伝える飛坂の言葉に思わず、気持ちがあふてしまったアイコ。映画化を拒んでいたアイコだが、そんな飛坂の言葉に心が動いたアイコは、徐々に飛坂への心を開いていくのだった。

 小学生の頃、クラスメイトからそのアザをからかわれたことをきっかけに、人間関係や恋愛に対してもどこか一歩引いて生きてきたアイコの心が、真っ直ぐな言葉によって動き出す瞬間を捉えている。

 映画『よだかの片想い』は、9月16日より全国公開。

映画『よだかの片想い』本編映像

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