ヒロイン役にアリアナ・デボーズ ディズニー100周年記念作品『ウィッシュ』来冬公開
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9月9日(現地時間)にカリフォルニア州アナハイムで行われた、ウォルト・ディズニー・スタジオ100周年記念ファンイベント「D23 Expo」にて発表されたディズニー100周年記念作品『ウィッシュ』が、日本でも2023年冬に公開されることが決定。ヒロインが描かれたファーストルックも解禁となった。
【写真】『ウィッシュ』劇中歌「More for Us」を熱唱したアリアナ・デボーズ
「D23 Expo」のトリとして発表された本作は、長きにわたりディズニー作品が描き続けてきた“願いの力”を真正面からテーマとして描く、100年の歴史の集大成ともいえるアニメーション作品。
監督は、『アナと雪の女王』の1、2作目を手掛けたクリス・バックと、『アナと雪の女王』や『ズートピア』などのストーリーアーティストを担当したファウン・ヴィーラスンソーン。脚本は、クリスと同じく『アナと雪の女王』を手掛け、現在はディズニー・アニメーション・スタジオのクリエイティブ・オフィサーでもあるジェニファー・リーが務める。
物語の舞台となるのは、どんな“願い”も叶うと言われている“ロサス王国”で、主人公は17歳の少女アーシャ。前向きで明るく、リーダーの素質を持ち、王国の人々を大切に思っている彼女は、ある出来事によって王国に隠された秘密を知り、ディズニーの歴史で最も恐ろしい敵と対峙し、立ち上がることを決心する。
解禁となったファーストルックでは、ヒロインのアーシャと相棒となるヤギのヴァレンティノが木に座り、無数の“願い星”が輝く夜空に包まれた王国を、愛おしむように見つめている姿が描かれている。
アーシャを演じるのは、『ウエスト・サイド・ストーリー』で第94回アカデミー賞助演女優賞を受賞したアリアナ・デボーズ。「D23 Expo」では初披露となる劇中歌「More for Us(原題)」を生歌唱。この曲は、アーシャがロサス王国の危機を知った時、星に強く“願い”をかける重要なシーンで歌われる楽曲で、アリアナの美しく力強い歌声と共に音楽にのることで、人の心を揺さぶる壮大な仕上がりになった。
楽曲を手掛けるのは、第60回グラミー賞主要2部門にノミネートし、ジャスティン・ビーバー、エド・シーランら有名アーティストへの楽曲提供をするなど、世界的ヒット・ソング・ライター兼アーティストとして活躍しているジュリア・マイケルズ。
最高のキャストとスタッフが集まった本作は、ウォルト・ディズニー・カンパニー100周年にふさわしい記念碑的作品になりそうだ。
映画『ウィッシュ』は2023年公開予定。