英ウィリアム皇太子、女王の葬列で母ダイアナ妃の葬儀を思い起こした
15歳の時に母ダイアナ妃を亡くしたウィリアム皇太子。エリザベス女王の崩御を受け、ロンドンで葬列に加わったことで、亡き母の葬儀を思い起こしたと語った。
【写真】2人だけで登場 サンドリンガム・ハウスの門前で、メッセージに目を通すウィリアム&キャサリン皇太子夫妻
現地時間の15日、ウィリアム皇太子とキャサリン妃が、女王がクリスマスを家族で過ごした事で知られるサンドリンガム・ハウスを訪問。手向けられた花束やメッセージに目を向け、女王を追悼する人々と交流した。Peopleによると、皇太子はここで、女王の葬列は亡くなったダイアナ妃の葬儀を思い起こし、つらかったと語ったそうだ。
「皇太子は、昨日の葬列は、彼の母の葬儀を思い起こし、つらいものだったと話していました。キャサリン妃も、家族皆にとって非常につらい時だと話していました」と、皇太子と会話したという人が明かしたという。
この前日、エリザベス女王の棺が、それまで安置されていたバッキンガム宮殿からウェストミンスター宮殿に運ばれ、ウィリアム皇太子もチャールズ国王やヘンリー王子らとともに葬列に参加していた。女王の棺は、25年前の母ダイアナ妃の葬儀と同様、王室旗でくるまれ、白い花束で飾られており、葬列のルートも似ていたという。
また、サンドリンガムハウスに駆けつけた別のファンは、「月曜日(の葬儀)はつらいものになるだろうと、ウィリアム皇太子が話していました。キャサリン皇太子妃は、打ちのめされているので、ここに人々が集まっていることに、夫共々感謝していると言っていました。彼女は感極まっていました。2人はここで、人々からの愛を感じたいと思っていたようです」と明かしているそう。
エリザベス女王の葬儀は現地時間の19日にウェストミンスター寺院で執り行われる。当日は、現在棺が安置されているウェストミンスター宮殿から、ウェストミンスター寺院へ運ばれ、葬列にはウィリアム皇太子も、新国王チャールズ3世らとともに加わるものとみられている。