マツコ、50代に向けて「もう1回、全速力で何か頑張ってみたい」
マツコ・デラックスが12日、都内で開催された令和4年度北海道米「新米発表会」に来場。北海道米のおいしさをアピールした。今月26日には50歳の誕生日を迎えるが「もう1回、全速力で何かを頑張ってみたい」と抱負を口にした。
【写真】マツコ・デラックス&鈴木直道北海道知事の2ショット
マツコは2014年から北海道米のキャンペーンキャラクターを務めるており、今年で9年目。「いろんなお仕事やってるけど、(これほど長く務めることは)なかなか…」と感慨深げ。昨年に続き、鈴木直道北海道知事とトークを繰り広げたが、41歳の若き首長として注目を集める鈴木知事に「気をつけなさいよ。札幌にはすすきのがあることを忘れちゃダメよ!」とクギをさし、司会者から鈴木知事による長期の道政の実現の可否を尋ねられると「2期くらいやって国政を狙ってるんじゃないかしら?」と大胆に予測し笑いを誘っていた。
この日は「ななつぼし」「ゆめぴりか」「ふっくりんこ」「えみまる」の4種類の新米を試食。今年の北海道米は4年連続の豊作となることが確実で「過去最高水準」のおいしさであるとの触れ込みだったが、マツコは「今年はすごい。ゆめぴりかの出来が段違い! 9年食べてきて、一番じゃないかしら!?」と絶賛していた。
10月26日で節目の50歳を迎えるが、40代を振り返り「私にとっては青天の霹靂というか、自分がまさか芸能人になると思ってなかったから…。特にこの10年、大きな仕事をいっぱいさせてもらって、もう思い残すことない。何の悔いもないわ」と仕事面で充実の10年だったと語る。
そして、50代は「精神的、体力的にも全速力で駆け抜けられるのはラストチャンスな気がするのよ。まだ明確に“何か”が見えてるわけじゃないけど、もう1回全速力で何か頑張ってみたい。ダラダラと生きていくんじゃなく、身体と心が元気なうちに何かやりたい」と意欲を燃やす。
仕事以外の私生活については「21世紀が始まったと同時に男と別れて、それ以来(パートナーは)いないの」と明かしつつ「私生活は全くと言っていいほど潤いはありませんが、そのぶん仕事で輝けたのかなと感謝してます」とも。この日、アンタッチャブルの柴田英嗣が結婚を発表したが、“新米”夫婦に向けてメッセージを求められると「結婚に興味はないんだけど最近、すごく思うのが『結婚なんて所詮、紙切れ一枚』って言うけど大事よね。周りを見てると、結婚して『家庭のため、子どものために頑張る』と。毎日、自分のためだけに生きるのって限界ない? 私は疑似家族的に『周りのスタッフのため』と変換してどうにか頑張ってる。自分ひとりのためだとどうでもよくなってくる」とモチベーションとなる自分以外の存在の重要性を説き「(柴田の結婚が)うらやましいです」と語っていた。