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『舞いあがれ!』高畑淳子、珠玉のセリフに涙「気づくとティッシュの山ができている」

ドラマ

連続テレビ小説『舞いあがれ!』に出演している高畑淳子
連続テレビ小説『舞いあがれ!』に出演している高畑淳子(C)NHK

 連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)で、主人公・岩倉舞(福原遥)の祖母・才津祥子を演じる高畑淳子。出演が決定した際の喜びや、演じるうえで楽しみにしていることなどを語った。

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 『舞いあがれ!』はヒロイン・岩倉舞がものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島という“2つの故郷”で、さまざまな人との絆を育みながら、空を飛ぶ夢に向かっていく姿をつづるオリジナルドラマ。

 高畑演じる祥子は、漁師だった夫が亡くなったあと、女手ひとつで娘のめぐみ(永作博美)を育てた女性で、なんでも自分でやって、自分の力で生きていくことをモットーにしている。めぐみとは折り合いが悪いが、孫の舞にとっては良き理解者となる。

 高畑は出演が決まった時の気持ちについて「そりゃあもう、うれしかったです」と回答。話を受けてから何週間か待ったそうで、「何人か候補がいらっしゃるんだろうなと思って、オーディション気分で待ちました(笑)。私たちの時代は“朝ドラ”が登竜門で、私も何度受けたかな。4回ぐらい落ちましたね。そういう若い時の記憶があるぐらいなので、とってもうれしかったです」と心境を明かした。

 また、自身が演じる祥子について「五島にある海の資源と陸の資源を無駄なく使って無駄なく生きる、SDGsを難しい理屈なしに当たり前のこととして、おおらかに実践している人」とし、発する言葉に重みがあると語った。「五島ことばが難しかったので、練習をしながら何度も何度も読んでいると、気づくとティッシュの山ができているほど、涙が止まらないんですよね」と、セリフに感涙してしまうことも話した。

 物語について「いまの世の中はとても生きづらいと感じる人が多いと思いますが、この作品には、もう少しうまく楽に生きられるはず、もっと違う観点があるのではないか、といった問いかけが込められていると私は思います」と語った高畑。視聴者に向け、「ストレスが多い現代ですが、見る角度を変えれば、親子の問題を含めて氷解することもあります。何か目線が変われば、顔を上げて生きていける。そういう力になれたらと思います」と意気込んだ。

 連続テレビ小説『舞いあがれ!』はNHK総合にて毎週月曜〜土曜8時ほか放送。

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