朝ドラ『らんまん』神木隆之介&浜辺美波、主人公ゆかりの高知を訪問 語りは宮崎あおいに決定
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俳優の神木隆之介が主演する2023年度前期の連続テレビ小説『らんまん』(NHK総合ほか)の語りを、女優の宮崎あおいが担当することが決まった。また、10月17日より高知県内でのロケが始まり、神木とヒロイン・浜辺美波が本日10月21日、県内各地のゆかりの地を訪ねた。
【写真】連続テレビ小説『らんまん』で語りを担当する宮崎あおい
本作は、実在の植物学者・牧野富太郎をモデルに、激動の時代の中で愛する草花と向き合ったある植物学者の波乱万丈の物語を描く。主人公・槙野万太郎役を神木、その妻となるヒロイン・寿恵子役を浜辺が演じる。
語りを務める宮崎は「私にとって、朝ドラでの出会いや経験は今でも何年経ってもずっと特別なものです。このような形でまた朝ドラに関わることができて、とても嬉しいです」とした上、主演とヒロインの2人に「神木さん、浜辺さんもこれまでたくさんの現場で素晴らしい経験をされていると思いますが、約1年間役を背負って生きるという朝ドラならではの体験はきっと今まで味わったことのない特別な日々になると思います。スタッフ、キャストの方との深い繋がりや観てくださる方から頂く温かい応援は何よりのパワーになると思います。宝物のような時間になること間違いなしなので思いっきり楽しんでください」とエールを送った。
神木と浜辺は21日、主人公のモデル・牧野富太郎ゆかりの地、横倉山(越知町)や名教館・牧野公園(佐川町)を訪問。高知県庁では二人から視察の感想、神木からはクランクインの報告、浜辺からは収録に向けた意気込みなどが語られた。その後、高知県立牧野植物園を訪ね、牧野富太郎ゆかりの植物に囲まれて「高知ロケクランクイン報告」の会見を行った。
神木は10月19日に安芸市の伊尾木洞でのドラマの冒頭シーンの撮影でクランクインした。浜辺はまだクランクインしておらず、県内各所のゆかりの地の訪問のために高知県入りしている。
神木は「これから勝負の一年が始まるという気持ちです。自分にとって朝ドラへの出演はプレッシャーでもありますが、撮影が始まったことで、決意が固まりました。高知は、過去の出演作でも訪れたことがありますが、またこうやって来ることができて幸せです。今朝、牧野公園の牧野富太郎さんのお墓を訪れましたが、実は夏にも足を運び、お墓参りをさせていただきました。改めて、『これから、見守っていただければ嬉しいです』とご挨拶をしました。牧野富太郎さんは、笑顔が素敵で明るい方。そんな魅力的な人間性や植物への思いなど、しっかりと演じられればと思います」とコメント。
浜辺は「私は今回初めて高知に来ました。タクシーの運転手さんが優しくしてくださったり、夕飯を食べに行ったお店の方も料理の説明を丁寧にしてくださったり、高知の皆さんの人柄に感動しています。今日、展示で見た牧野先生と寿恵子さんの笑顔の写真が素敵で、牧野先生は寿恵子さんのことがとても好きだったのかなと見ながら考えていました。明るく笑顔をお届けできるようなドラマになるよう、神木さんと一緒に自分自身も楽しんで撮影に励んでいきたいと思います」と語った。
連続テレビ小説『らんまん』は、NHK総合ほかにて2023年春スタート。
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