福士誠治、『科捜研の女 2022』第3話にゲスト出演 “科学者を売買”する闇のブローカーに
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俳優の沢口靖子が主演するドラマ『科捜研の女 2022』(テレビ朝日系/毎週火曜21時)の第3話(11月1日放送)に、俳優の福士誠治がゲスト出演することが発表された。優秀な科学者を売買する闇の人材ブローカーという不気味な男を不敵に演じる。
【写真】『科捜研の女 2022』第3話に出演する福士誠治、鳴海唯
本作は、京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口)を中心とした、ひと癖もふた癖もある研究員たちが、専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描く。
第3話では、大学の理工学部の学部長・兼平政則(山崎銀之丞)が遺体となって見つかる事件が発生。彼にはラテックス(天然ゴム)アレルギーがあり、アナフィラキシーショックを起こして絶命したことが判明するが、室内にラテックス製品は皆無。現場が密室だったことも分かり、いったい、誰がいつ、どうやって被害者にラテックスを触れさせたのか、マリコたちは首をかしげる。
捜査の過程で浮上したのは、10年前まで兼平の研究室に在籍していた奥居秀俊(福士)。彼は現在、日本の科学者を海外の研究施設にあっせんして多額の報酬を得る、科学者専門の人材ブローカーとして暗躍している男。マリコの経歴もすでに調べ上げているらしく、「あなたになら最高の転職先をご紹介できます」といんぎん無礼にあいさつしてきたばかりか、「これまで手掛けた科学者の研究が全て頭に入っています」と言い放ち、密室トリックの手口をマリコに示唆。「評判どおり優秀な科学者だということを、私に実証してみせてください」とマリコに挑戦状をたたきつける。奥居の脳内にある、国内最高の科学データベースがあれば、このトリックも可能なのか…? マリコをかつてないほどほんろうしていく。
奥居にふんする福士は、人を食ったような不敵な態度で疑惑の男を怪演。余裕たっぷりの、あでやかな笑みで、奥居という男の得体の知れなさを巧みに表現している。その腹の底で何を考えているのか―数々の作品で幅広い役柄に挑んできた福士が、その確かな演技力で役柄に大いなる深みを与えている。
また、捜査線上に見え隠れする、もうひとりの人物、若き准教授・三浦葵役を演じるのが、注目の新進女優・鳴海唯。今回は被害者の愛人ともうわさされるワクチン研究のホープを熱演。自信家で怖いもの知らずな葵になりきった鳴海は、沢口や土門薫役・内藤剛志ら大ベテラン相手に反論するシーンにも果敢に挑戦。堂々と役柄を演じ切っている。
ドラマ『科捜研の女 2022』は、テレビ朝日系にて毎週火曜21時放送。