當真あみ、16歳のバースデー！ 原恵一監督が明かす『かがみの孤城』主人公抜擢の理由とは
アニメ
アニメ映画『かがみの孤城』で主人公こころの声を務めた俳優の當真あみが、本日11月2日に誕生日を迎え、16歳になった。これを記念して、こころの場面写真2点を解禁。また、1000人以上が参加したオーディションで當真を抜てきした理由を原恵一監督が明かした。
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本作は、2018年本屋大賞を史上最多得票数で受賞した辻村深月による同名のファンタジーミステリー小説を、『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ！オトナ帝国の逆襲』などを手掛けた原監督により劇場アニメ化。
2006年11月2日生まれの當真あみは、地元・沖縄でスカウトされ、2021年リクルートの企業CMに抜てきされデビュー。若手女優の登竜門としても知られる14代目「カルピスウォーター」CMキャラクターに起用されるなど、いま大注目の俳優だ。デビュー半年で出演したTBSのドラマ『妻、小学生になる』では、男性がひょう依している中学生という難しい役を演じ、高い演技力が話題に。ドラマ出演2作目となったTBS『オールドルーキー』では、無名だがスター性のあるフェンシング選手の三咲麻有役としてゲスト出演。現在放送中の日本テレビ『霊媒探偵・城塚翡翠』にもゲスト出演するなど活躍の場を広げる中、本作では1000人以上が参加したオーディションで主人公こころ役の主演声優に選ばれた。
當真が演じる安西こころは、中学1年。学校での居場所をなくし、部屋に閉じこもっていたが、ある日突然、部屋の鏡が光り出し、吸い込まれるように中に入ると、そこには不思議なお城と見ず知らずの中学生6人が。さらに謎の少女・オオカミさまが現れ、「城に隠された鍵を見つければ、どんな願いでもかなえてやろう」と告げる…。
本作の監督をつとめる原恵一は、當真あみとの出会いを「こころを見つけました」と絶賛、「主人公を演じるのは、こころに年齢や雰囲気が近い人がいいと思っていました。けっこうな人数をオーディションしたのですが、當真あみさんの雰囲気が一番しっくりきたんです」と振り返る。
また、「よくフレッシュな新人のことを“透明感がある”と表現しますが、彼女の場合は“純白”という言葉がふさわしいと感じました」と、當真のイメージを表現する。アフレコで當真がどんどん「こころ」になっていく過程に立ち会った原監督は、「テストと本番を聴き比べてみると本番の方が圧倒的にいいんです。もともとの雰囲気は残したまま、よりこころらしくなっていた。クライマックスの場面では、僕もだいぶ前のめりになっていて『今、君はヒロインになるんだ！』と心の中で叫んでいました。感動的ですらありました」と、声優としての當真も絶賛した。
アニメ映画『かがみの孤城』は、12月23日より公開。
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