住宅被害経験者は語る 仁支川峰子、『奈落のマイホーム』特別インタビューに登場
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未曾有の自然災害によりマンションがわずか1分で地下500mへ沈むという最悪の住宅被害を描いた韓国映画『奈落のマイホーム』にちなみ、リアルにトラブルを体験したことのある俳優・仁支川峰子が、当時の体験や本作の率直な感想を赤裸々に語る特別映像が解禁された。
【動画】ふざけた質問にもツッコミ! 仁支川峰子特別インタビュー映像
2021年に韓国で公開され、初日動員数12万6千人を記録し、同年公開された韓国映画で第2位となった本作。大都市ソウルの中心で起こった地盤沈下によって突如現れた巨大陥没穴《シンクホール》。それは、一瞬にして巨大なマンションを飲み込み、地下500mへと落下させてしまう。建物に取り残されていたのは、11年の節約生活を経て、ようやくマイホームを手に入れた、しがないサラリーマンや、おせっかいな迷惑隣人といった、日常では決して相いれない面々。彼らは、この未曾有の緊急事態からサバイブできるのか?
監督を務めるのは、『ザ・タワー 超高層ビル大火災』『第7鉱区』を手掛けた韓国ディザスターの名手キム・ジフン。『テロ、ライブ』『バトル・オーシャン/海上決戦』などを手掛けたVFXチームを従え、圧倒的破壊力ある映像を観客につきつける。絶体絶命の危機から脱出しようと必死にもがく普通の人々を演じるのは、『毒戦 BELIEVER』の怪演も記憶に新しいチャ・スンウォンや、数多くの映画、ドラマで活躍するキム・ソンギュンら実力派俳優陣。いつしか応援したくなる個性あふれるキャラクターを巧みに演じている。
解禁された特別映像に登場するのは、1998年に新築わずか1ヵ月だった栃木県の自宅が豪雨被害で流された経験を持つ仁支川峰子。まだ工事途中だった新築に引っ越したところ、豪雨が続き地盤が緩んだ果てに不運にも流されてしまったという。当時の写真を見たいか聞かれると、「お写真どころか、ぜ~んぶ流されました」とばっさり。
本作も鑑賞した仁支川は「結構引き込まれましたね。そこまで落ちる!?って私はびっくりしましたけど。またかよ!またこんなことが来るの!が多いでしょ。ドキドキしたなんてもんじゃない!」と興奮気味に語った。
その後も「映画は1分で家が落ちますが、仁支川さんの自宅は何分かかりましたか?」「何メートルまでなら落ちてもいい?」というふざけた質問にも、バラエティー番組でみせてくれるようなテンポの良いツッコミを入れていく仁支川。映像の最後には映画で家の異変に気付くことにかけて「ビー玉が転がったらアウト、オーケー?」と決めぜりふを放っている。
映画『奈落のマイホーム』は、11月11日より全国公開。