トイレットペーパー“シングル派VSダブル派論争”ぼっ発! 思わぬ地域性に驚きの声
お笑い芸人の千原ジュニアがMCを務める『ABEMA的ニュースショー』が6日放送。この日はトイレットペーパーのシングル派VSダブル派がぼっ発。思わぬ地域差があることも発覚し、ジュニアらから驚きの声が上がった。
【写真】シングル派とダブル派で意見真っ二つ
この日の放送では、日本製紙クレシアが特許侵害にあたるとして、大王製紙の“長巻き”トイレットペーパーを訴訟したことを紹介。このニュースにちなんで、愛用しているトイレットペーパーについてトークを展開した。
タレントで元AKB48の西野未姫は「特に決まった商品はないけど、絶対ダブルにしてます」と明かすと、お笑い芸人の永野は「『シングルの方がダブルより長い』とパッケージに書いてあるので、僕はシングルを買ってます」と語り、意見が真っ二つに。
ジュニアが「シングルとダブルのこだわりすらない。自分で買わないから分からない」と、どちらでもない回答をすると、西野と永野は「シングルはお尻を拭くと溶けちゃう!」「全然長さが違いますよ」と対抗した。
一方で、国際政治学者の舛添要一氏は「自宅ではトイレットペーパーを使わない。ウォシュレットの後は自分専用のタオルで拭いている」と告白すると、思いがけない回答に、スタジオは衝撃で包まれた。
シングルVSダブル論争の後に、元大王製紙会長の井川意高氏が「関東圏はダブルのシェア率が6割くらいだけど、関西は2割いかない」と明かすと、出演者たちは「なんで!?」と興味津々に。井川はその理由を「シングルは少し厚手の紙を使っていて、それを重ねると厚くなるため、ダブルの方が紙を薄く作っている。そして、ダブルの1ロールの長さはシングルの半分の長さになる。ダブルの方が早くなくなることを関西の人はよく分かっているのではないか」と解説した。
明らかになったシングルとダブルの構造の違いに、ジュニアは「うわ! すごい!」と感嘆の声を漏らした上で、「地域性があるのは面白い。関西は堅実というかケチというか(笑)」と話した。
さらに、トイレットペーパーの新たな改革の話題では、ジュニアが「芯は改良できそう。芯に“何か”があれば、消費者はそこを目指してたくさんトイレットペーパーを使うようになる」と提案すると、井川氏は「関西でダブルのシェア率を増やそうとして、5000本に1本の芯に“当たり”を印字して、賞金プレゼントしたことがある。当時12%のシェア率が20%になった」と打ち明け、ジュニアは「すごいな関西! もらえるもんはなんとしてでももらう!」と目を丸くしていた。
『ABEMA的ニュースショー』はABEMAにて毎週日曜12時放送。